【やめられない女】女「一緒に寝たい・・・」男「!?」→ギャンブルで借金をつくった女を救ったら・・・そして、お互いを意識していた時、2人を引き離す出来事が・・・・

もう10年以上前になるが・・・
書こうと思う

 

当時のスペック

 

1
♂25

 

相手
♀23

 

相手の借金

 

約150万

 

借金理由 ギャンブル(パチンコ)

 

当時の相手の収入、手取りで20万前後

 

当時の俺の手取り月25万ぐらい

 

半年ぐらい前まで、同棲しており

 

結婚を考えていた女がいたが、男をつくって出て行った。

 

その女は専業主婦になりたがっていたので、少し前から仕事をしていなかった。

 

出て行ったおかげで金銭的には余裕ができた。

 

しかし、うらぎられて、かなり落ち込んでいた。

 

そんなある日、何気なしにはいったパチンコ屋

 

あまりに暇なので、一度やってみようと思っただけなのだか・・・

 

そこで、隣に座った女がいた。

 

りょうに似ていたので、りょうとでもしていいか?

 

初めて入ったパチンコ屋で
隣にすわったりょうに
俺から声をかけて、
あれこれ聞いたんだ。

 

その日のうちに
一緒に飯を食いに行き、
連絡先を交換して、
2~3ヶ月ぐらい
普通に友達みたいな感じで

 

電話したり、飯食ったりしてたんだ。

 

なんか長くなりそうなので以下概略で・・・

 

りょうの借金を知る

 

 

りょうの借金は、りょうの給料全額で支払い、

 

生活費は俺が全部払う(携帯代、食費、光熱費などなど)

 

そのかわり、我が家で生活

 

(結婚して住む予定だったアパートなので部屋は空いてる、家財もそろってる)

 

お金の管理は全部俺。

 

という、アホな提案をする。

 

 

乗ってきたw(アホだw)

 

さらに細かく取り決めた。

 

りょうの決め事

 

借金はできるだけまとめること。

 

引き落とし口座は新たに作る。

 

給料日に給料明細とその万単位未満の端数以外は俺に渡すこと。

 

おこずかいは800円/1日

 

携帯は俺の与えた携帯を利用すること。

 

(1年後に名変することで約束)

 

今のアパート、携帯は解約。

 

アパートの退去時にかかる費用や引越し代は当面俺負担。

 

借金返済の分のお金から、あとで返してもらう。

 

門限を決める。20時。

 

友達、親は部屋に呼ばない。

 

ギャンブルはもちろん禁止

 

等々

 

俺の決め事

 

生活費、食費、家賃光熱費、交通費は俺が全部負担。

 

おこずかい800円は必ず毎日渡す。

 

もらった給料は次の連絡可能日に金融会社に連絡させ、基本全額繰上げ返済を行う。

 

性〇行為は一切しない。

 

等々

 

2人での決め事

 

炊事は可能な限り2人で行い、一緒に飯を食う。

 

洗濯は基本別々、各自で行うこと。

 

掃除は休みの日に一気に一緒に行う。

 

等々

 

俺は、もう結婚は今後できないだろうな、と思っていたから

 

一人の女が救えるならという思いと、誰かと一緒に住めば寂しくないんじゃないか

 

という思いで、実際には乗ってくればラッキーのつもりで、半分冗談交じりで言ってたんだ。

 

本気でやるとかなり厳しいし、

 

借金をするやつなんだからどうせ挫折すると思ってた。

 

しかし、なぜかりょうは乗り気だった。

 

今住んでいるアパートを解約するんだから、

 

挫折しても帰るところがないはずだ。

 

それでもがんばると。

 

で、前述の約束事を決め、りょうが破った場合は部屋を出てあとは勝手にどうぞ。

 

俺が破った場合はりょうの借金を面倒見ることで、約束した。

 

前準備を行うことになった。

 

まずはアパートの解約

 

修繕費は敷金と持ち出し10万ぐらいで。

 

引越しは5万ぐらいで引越し屋に頼んだ。

 

携帯は解約させ、新しい携帯を俺名義で契約した。

 

ちなみに引っ越してきたとき、物の量にビビッた。

 

そしてブランド物ばっかり。

 

即、売りに走った。

 

いい金額にはなったが、それでも借金の1割にも満たなかった。

 

ブランド物はそんなに金にならなかった

 

10年前の田舎だから、そんなに買い取ってくれるところもなく、

 

適当なところに売りに行ってしまった。

 

きちんとしたところに行けば

 

もう少しマシな金額になってたと思う。

 

この時点でりょうは一気に暗い顔になった。

 

そりゃそうだ、帰るところも何もなくなったんだ。

 

ただ、それなりに新生活の期待感もあったようだ。

 

まあ、あとで新生活の辛さにやられてしまうんだが。

 

次に借金をなるべくまとめることにしたのだが、これがかなり苦労した。

 

殆どの金融で新規での借り入れができない。

 

おまとめローンとか銘打っていた会社でさえ拒否られた。

 

しかし、ラッキーなことに、ある1社が他のローン会社の全ての精算を条件にOKを出してくれた。

 

銀行系で、その銀行に口座も作って毎月の引き落としとなることになった。

 

150万借り入れできて、他社の返済を行い

 

手元には売ったブランド物の金も合わせて少しだけ残った。

 

次の給料日からこの計画実行だったが、もう住むところがないし

 

友達等に報告などもあるだろうから

 

余ったお金は、当面の生活費ということで渡したが

 

こいつ、パチンコですってきやがった・・・

 

そして、始めは一気に返済していることにうきうきしていた。

 

特に夕食を作っているりょうは、その浮かれ加減がかわいいと思った。

 

そして、18から約6年ぐらいは一人での生活だった俺、

 

思ったより自炊できないことに落ち込む・・・。

 

女ってやる気になるとスゲーな。

 

しかし、そんなりょうだったが

 

3日目にして早速やらかそうとする。

 

引越し代や修繕費を立て替えてるのにそれかよ!

 

と怒ったものの、まだ約束開始前ということで、

 

ま、最後の晩餐だと思って許してやった。

 

そして、共同生活を始めて、初のりょうの給料日

 

りょうは、給料明細と端数差し引きの20万を持って帰ってきた。

 

返済の毎月の引き落としは5万円。

 

まとめたおかげで、引き落とし金額はいままでの

 

5社(だったと思う)返済よりはかなり額が少ない。

 

これなら一人で生活もできたかもと言っていたりょうに、

 

ローン返済の仕組みを教える。

 

序盤は殆どが利子の支払いで、元金が減ってないのに驚いていた。

 

翌日早速繰り上げ返済の予定を連絡させ、残りの15万を振り込んだ。

 

りょうから電話があった。

 

りょう「友達とご飯いきたいんだけど・・・」

 

俺「おう、時間まで帰ってくればいいけど」

 

りょう「・・・。お金ないんだけど」

 

俺「じゃあ、かえってくれば?」

 

一気にりょう不機嫌に。

 

りょう「何?友達とご飯もできないわけ?」

 

俺「別に構わんよ。約束守れば。」

 

りょう「約束守ってたら、そんなんできんわ!」

 

俺「そう。じゃあ好きにしたら?お疲れ様でした。」

 

電話を切った。

 

りょうは8時前に帰ってきた。

 

その日は口も聞かなかったが、

 

約束どおり飯は一緒に作って食った。

 

翌日俺からりょうに話しかけた。

 

一緒に生活してみて、いろいろ問題点が出てきた。

 

ルールの追加の話し合いをした。

 

まず一番問題になったのは風呂。

 

さすがに男の入った後の風呂は入りづらいだろうし、

 

逆も生理的に嫌だろうし・・・

 

風呂は完全にりょう優先にしてあげた。

 

俺はりょうの後にシャワーで済ます日が増えた。

 

あと困ったのが生理用品。

 

俺が買うのも買いづらい・・・

 

かといって一緒に買いに行くのも・・・。

 

もう一つ、近所の目。

 

聞かれなきゃ答える必要もないが

 

聞かれた場合どう説明しようか。

 

特に大家さん。

 

こんな話をしているうちに、昨日のイライラがうそのように解け

 

また共同生活を楽しもうという気概になってくれたようだ。

 

そして・・・

 

以上の懸念に関しては3ヶ月目ぐらいに必要なくなる。

 

1ヶ月2ヶ月と経っていくうちに、りょうもこの生活に少しずつ慣れてきたようだ。

 

しかし、相変わらず時々

 

「パチンコいきてぇ」だの

 

「門限きつくない?」だの言ってくる。

 

その度に冷たくあしらって

 

「じゃあ、お疲れ様ってことで。」

 

といっていた俺。

 

その度ムッっとはするが、まあ仕方ないという感じになった。

 

一番の変化は朝食夕食の際に世間話のほかに恋愛話をするようになったこと。

 

そして変化して、下ネタも当たり前のように話すようになったこと。

 

りょうは少しずつ変化している。

 

3ヶ月という期間でこの生活にかなりなれてきたようだ。

 

それで余裕が出てきたのもあるだろうか、いらいらする日が減ってきた。

 

このぐらいの時期から、買い物を一緒に行く機会が増えた。

 

特に食材の買出しには殆ど付き合ってくるようになった。

 

「なにがたべたい?」なんて聞いてくるようにもなる。

 

おかげで、懸念していた生理用品の購入も心配がなくなった。

 

それから、

 

りょう「あの・・・化粧品が・・・」

 

男の俺からしたら盲点だった。

 

普段は眉と口紅ぐらいのメイクだったがやっぱり必要か。

 

化粧品は次の買い物のついでに購入できた。

 

あと、美容院にもいったほうがよさげ。

 

頭がプリンだ・・・。

 

美容院はこちらから提案したが、知り合いに美容師がいるらしく

 

いつも家でやってもらって、代わりにご飯をおごっていたそうだ。

 

約束の関係上、友達を家に呼ぶのはご法度。

 

その友達のところ、実際にはいくらぐらいかかるのか聞いた。

 

15000円ぐらいと答えてびっくりした。

 

女の人ってカットとカラーリングでそんなにかかるの?

 

ちなみに前の彼女、親が美容室をやっていて

 

ぜんぶやってもらってたので、知らなかった・・・

 

近所の問題・・・

 

りょうはうまく乗り切った。って言うか・・・

 

ベタな妹設定。

 

「しばらくだけ厄介になる予定だったんですけど~」

 

なんて言ってやがった。

 

近所では兄妹で住んでいる事になってしまった・・・。

 

りょう「こんなかわいい妹なら大歓迎でしょ?」

 

俺「借金さえなければな」

 

りょう「・・・・(ムーっとした顔)」

 

みたいなやりとりはあった。

 

ま、綺麗系ですけどね・・・とは思ってた。

 

借金知る前までは口説こうとしてたこともあったしw

 

時間の空いた時に携帯やらPCやらでかき溜めてるから

 

文字の半角全角がバラバラになってるかも。ご勘弁願いたい。

 

美容院についてもう少し詳しく。

 

15000円かかるのは仕方ないとして、

 

美容院に行くのに現金を渡すのはどうかと。

 

だからと言って一緒に行くのもなぁ…。

 

結局賭けにでた。

 

あえて何も言わずにお金を渡した。

 

俺「これで美容院にいっておいで。女の子なんだから身だしなみも大事だろ?」

 

りょう「ん!いいの?」

 

「いいの?」の中には、美容院に行っていいの?の意味と、信用してもらっていいの?の2つの意味を感じられた。

 

俺「一緒に行くわけにもいかないしなぁ。」

 

りょう「じゃあ来週に行くよう予約するから、来週渡して!」

 

そうか、予約がいるもんなんだな…

 

そして翌週、午後から美容院の予約があり早めのお昼ご飯を部屋で食べてるとき。

 

りょう「ねぇ、美容院終わるころに近くにこれない?」

 

俺「今日は用事がないからいいぞ?」

 

りょう「じゃあ、4時頃にジャスコの駐車場で!」

 

りょうは出ていった。

 

時間に合わせて俺はジャスコに向かう。

 

待ち合わせした駐車場。

 

休みの日は恐ろしく混んでいたけど、なるべく空いていそうな遠い所に止めた。

 

4時になって電話を入れることになっている。

 

俺「着いてるぞ~、いまどこ?」

 

りょう「あ、こっち混んでるからそっちいく~どこ辺り」

 

俺「(この辺り)の一番奥だ~」

 

りょう「わかった~、30分以上待ったんだからねっ!」

 

いや、時間きっかりだし・・・。

 

となりに白の軽自動車が止まる。りょうの車だ。

 

運転してるのは・・・誰?

 

りょう「やっほ~!ばっさりいっちゃった!」

 

俺「・・・!!!」

 

声にならない驚きの顔をしたと思う。

 

肩甲骨ぐらいまであった長さの髪は、うしろから首が若干見えるくらいまでの長さに。

 

そしてプリンだった髪の色が・・・真っ黒。

 

りょう「えへへへ~、さらっさらの黒髪~!惚れた、惚れた?」

 

テンションたけぇ・・・

 

俺「惚れた、惚れた・・・。借金ある女だって知らなかったらな」

 

このやりとり、うちらの間ではもうヒトネタになっていた。

 

俺「しかし、見方によってはちびまるこちゃんだよな。」

 

りょう「怒っていいところだよね????」

 

りょう「黒髪にして短くしたほうが、今後節約かなぁって思ってね!」

 

そんなこと考えてくれてたのか!!!!!

 

それと、もう一つ驚き。

 

りょう「はいこれ、おつり~」

 

7,000円とレシート。

 

俺「このお金・・・」

 

りょう「まけてもらっちゃった!だから返すね~」

 

正直言うと、お釣りが出た場合返って来ないかもと思っていた。

 

ましてや、時間余ればパチンコ行くんじゃないかと思っていた。

 

ちょっと自己反省。

 

反省ついでに

 

俺「かわいくなったんじゃない?」

 

と褒めたが

 

りょう「俺君よりもっといい男にいってもらいたいなぁ」

 

俺「もう言わね・・・。」

 

りょう「ん~、ありがとねっ!」

 

いや、でも本当にかわいくなった。

 

この日、返してもらったお金で初めてりょうと外食した。

 

なにかが変わった。

 

下ネタに関してはこの日辺りから本当に増えたと思う。

 

始めは軽い下ネタ程度。

 

着替えや風呂の際に

 

「覗くなよっ!」

 

「そんなペチャパイ覗いても仕方ないわい!」

 

程度。

 

なんだろ?同じ屋根の下で暮らしてると

 

少しくらいそういう目線でみないと、女の子ってすねるんだな。

 

「俺君、性欲ないの?」

 

「普通にあるけど?」

 

「私に手をだそうとは全く思わない?(笑)」

 

「俺は多額の借金したいわけじゃない…。」

 

「あっそ!!(`へ´*)」

 

(もう少しあとの会話だったかもしれない)

 

前述の通り、俺は約束で性〇行為は=借金肩代わりとなる。

 

多分りょうは普通にしていればかなりもてるとおもうくらい可愛い、ってか綺麗。

 

自制の意味でもこのルールを作った。

 

しかも俺、小さい胸好みという・・・orz

 

まずこの時住んでいた間取りだけど、2DKだけど、キッチンスペースが

 

かなり広かったので、まるで2LDKのような感じ。

 

キッチンスペースで食事をしていた。

 

テレビはりょうの部屋とキッチンスペースに1台ずつあった。

 

2部屋はそれぞれの部屋が別々で、一室が洋室、もうひとつが和室。

 

トイレと風呂はキッチンから入れて、脱衣所のようなスペースはあった。

 

ただ、扉も何もないので、カーテンをかけてあった。

 

風呂に入るときなどは、お互いに自分の使っている部屋に戻れば

 

脱衣所は見えることがない。

 

ちなみにお互いの部屋を行き来できる扉などはなかった。

 

兄弟や母子家庭なんかだと使いやすい間取りなんだろうが、独り暮らしや

 

夫婦で住むには不便かなと思う。

 

ただ家賃は田舎とはいえかなり安かった。

 

あと、俺は11時から部屋にこもることが多かった。

 

ISDNでネットを引いていて、テレホーダイの時間だったから。

 

・・・当時からネット依存でした。

 

一緒に住み始めたころは、飯食ってすぐに風呂に入っていたりょうだったが、

 

11時に俺が部屋に行くことを知った後は、それから風呂に入ることが多かった。

 

まあ、俺が11時まではテレビを見たくてキッチンにいたりしてることもあったし。

 

そして俺はある程度ネットをして、すっきりしたあとに風呂に入っていた。(シャワーだが)

 

11時を過ぎてから見たかった番組・・・

 

当時あいのりをよく見てた。

 

りょうはもう自室にいたりしてたが、時々一緒に見ていた。

 

りょうと俺は見ながら、こんな話をしたことがあった。

 

りょう「これだけ少ない人数で好きになれる相手が簡単にみつかるもの?」

 

俺「無人島効果みたいなものじゃね?」

 

りょう「なにそれ?」

 

俺「無人島に男女ペアで住ませると、タイプじゃなくてもいずれくっつくっていうやつ」

 

俺「異国の地で、こんな少ない男女しか交流がないと、その効果みたいなもんでくっつくんじゃないの?」

 

最近は「つり橋効果」って言うらしいね。

 

りょうも、仕事以外ではほとんど外との交流がなくなっている。

 

俺もりょうにあわせて遅く帰らないようにしていたので、友達交流が減っていた。

 

少ない生活費でやりくりしているので

 

お互いに気持ちが惹かれるようなことがあっても

 

それは「無人島効果」なんじゃないかと思っていた。

 

↑この話もしたことがあった。

 

(たぶん時系列ではもう少しあとだったけど)

 

りょうも妙に納得していた。

 

この3ヶ月目ぐらいから、キッチンで二人でいる時間が少し増えた。

 

それまでは飯が終われば部屋に戻っていたのだが。

 

ただ、金や約束の話ではしょちゅう言い合いになっていた。

 

俺はけんかをすると逃げ出して部屋に戻っていきたくなるタイプだが、

 

りょうは納得するまで話し合うタイプだった。

 

特にもめたのは携帯の料金について。

 

そこそこの金額を使っていたんだが

 

すぐに部屋に帰らされ、自由もない。

 

部屋で時間のあまる間は友達とも電話したくなるだろう。

 

負担できない金額ではなかったが

 

なるべく抑えて欲しいといってはけんかしてたな。

 

4ヶ月たった頃に、りょうは給料日以外の収入を手にした。賞与だった。

 

もちろんボーナスについてどうするかは話し合っていた。

 

基本的にほとんどは返済にまわし、来る年末年始の旅費&お年玉に必要最低限のお金を残して取って置くことに。

 

しかしボーナスの額を見て俺愕然とした。

 

俺より多いじゃねーか…。

 

俺「なんでこんなにもらってるのに借金ができるんだ?(苦笑)」

 

りょう「ん~、気がついたら無くなってる(^_^;)」

 

俺「・・・(ため息)」

 

あきれて物も言えない・・・。

 

パチンコやってる人ってこんな金銭感覚?

 

しかしおかげで返済予定が大きく縮まった。

 

このあと時期はクリスマス・・・。

 

まあ、こんな状態だし何もしないつもりでした。

 

りょうはこの土地に来た頃に出来た親友と毎年クリスマスパーティーをしていたそうだ。

 

まあ、あの美容師らしいんだが。

 

彼氏がお互いにいたときも、片方だけ彼氏がいたときも、みんなで必ずだったそうだ。

 

そんな仲だからこそ、逆に今のこの生活のことは話せてないらしい。

 

ちなみに、俺にもそういう親友がいた。この土地には大学生としてやってきたのだが、

 

その時に仲良くなって、一緒に大学をサボり、同じ次期に中退した友達(笑)

 

中田英寿に似ていたので、「ヒデ」とでも呼ぼうか。

 

この数ヵ月、こんな生活になって、どう話そうか迷っている間に、説明出来ないまま今日まで来てしまった。

 

どんな経緯でそうなったかあまり覚えてないけど、

 

この四人で我が家でクリスマスパーティーをすることになった。

 

りょうと話し合い、俺らは付き合ってるって言う事にして。

 

同棲してるのも、これならまだ自然だと思ったが、結局は隠すことになってしまっている罪悪感があった。

 

そして、このことをきっかけにルールがひとつ変わった。

 

お互いがいるときは友達を呼んでもいいと。しかし、そのときには俺もりょうもそれなりに芝居がいる。

 

このパーティーに当たって、打合せということで、一度ご飯に行くことになった。

 

りょうの友達に初めて会った。

 

凄く小さな子で、細い!!!

 

永作博美になんとなく似てる。博美ちゃんとでも呼ぼうか。

 

博美「こんにちは!わ、本当に高田純次(笑)」

 

俺、若い頃の高田純次に似てるとよく言われる…。

 

りょうを何となく睨んだ。苦笑いしてた。

 

ヒデを紹介した。

 

この男、かなりもてる。女2人の目が変わった(笑)

 

大体俺は引き立て役ですよ。

 

この日全員で連絡先を交換した。

 

実はこの日から、りょうの愚痴が増えた。

 

博美ちゃんと電話がつながりにくいらしい。

 

電話の相手はヒデだとすぐ分かった。

 

かなり気に入ったみたいだったから・・・。

 

しかもヒデと電話がつながらねぇw

 

クリスマス当日はカラオケから我が家で鍋、その後は適当にワイワイやろうということになった。

 

近くのショッピングセンターで食材をかうことにして、そこに車をとめ、カラオケまではとりあえず歩くことに。

 

街路樹に電飾がされており、いかにもクリスマスなムードのカラオケまで行く道のり。

 

ヒデと博美ちゃんは手を・・・つないでる??

 

俺「なんだなんだ?ヒデたち。いつの間にかラブラブか!?」

 

ヒデ「何言ってんだ、せっかくのクリスマスだぞ!?」

 

博美「そうだよ~。りょうたちも私らの目気にしないで、いつも通りにしたら?どーせラブラブでしょ??」

 

俺「いや、俺らは・・・」

 

りょう「そうだよね、せっかくのクリスマスだもんね!ねぇ俺君!」

 

そういってりょうは手をつなぐんではなく、いきなり腕を組んできた。かなりぴったりと・・・。

 

俺はびっくりして固まった・・・。

 

異変に気づく2人

 

ヒデ「??」

 

博美「あれ?人前じゃイヤだった?」

 

俺「あ、いや・・・そうでなくて。当たる胸がないなぁと・・・」

 

りょうの平手が後頭部に飛んできた・・・。

 

りょう「もう腕組んであげない!」

 

そして、俺とりょうは初めて手をつないだ。

 

カラオケ。

 

俺、苦手(^_^;)

 

他の3人は…めちゃくちゃ盛り上がってる!

 

ヒデは、GLAYやら福山雅治やら、かっこいい系

 

博美ちゃんは…小室ファミリー。

 

りょうは…アイドル系!?

 

俺はというと…アニソン。

 

クリスタルキング「愛を取り戻せ」

 

はい、高音でますよ。

 

わらかそうと思っていたのに、妙に感心された・・・。

 

基本的にはウケ狙いな歌しか歌わないのでクリスマスな雰囲気には全く合わない…

 

でも、俺も決して面白くなかったわけじゃなく楽しめていた。

 

カラオケが終わり、車を止めたショッピングセンターに向かう。

 

なんかヒデと博美ちゃんがずいぶん仲良しになってるな。

 

そんなヒデ、実は先日の打ち合わせの後日、俺に話してきた。

 

ヒデ「博美ちゃんって、好きな人いたりするのかな?」

 

俺「俺もこの前が初対面だから知らんがなwてか、ヒデ自分できけば?博美ちゃんと電話してるんだろ?」

 

ヒデ「あ、何で知ってんだよ!?りょうちゃんに聞いたか?」

 

俺「てか、りょうも博美ちゃんと電話つながらないって言ってたんだけど、俺そのタイミングでヒデに電話してたんだよ。つながらなかったけどね~(ニヤニヤ)」

 

ヒデ「ええ!?いつの話だ??」

 

俺「まあまあ、で、電話ではどうなんだよ?」

 

ヒデ「よくわかんないから聞いたんだって!ちょっとりょうちゃんから探れない?」

 

俺「・・・。でもめずらしいな、ヒデ・・・自分からいくなんて」

 

ヒデ「俺もしかしたら、初めての一目惚れかもしれないw」

 

俺「らしくねぇぇ!!(笑)」

 

ヒデ「うっせ!」

 

ちなみに念のためにりょうに確認したところ、博美ちゃん、以前出会いがないと嘆いていたそうだ。

 

ヒデにはあえて言わなかった。

 

なんか今日の感じからすると・・・いい方向??

 

時系列がぐちゃぐちゃですまん。

 

思い出しながら書いてるもんで・・・

 

で、俺とりょうはというと…付き合ってる振り・・・のはずが、

 

なんか自然に手を繋ぎ、そのうち腕を組んだ。

 

俺「あれ?もう組まないんじゃなかったの?」

 

りょう「んー、いいの!素直に組まれとけ(笑)」

 

俺「はいはい。」

 

買い物は適当に鍋材料をかう。

 

特に「闇鍋しよう」などの提案はなく。

 

もちろん酒も調達。

 

そして我が家に向かう前に、ヒデと博美ちゃんは車を自宅に置きにいくことになった。

 

ヒデは部屋まで近いから、歩いてでも帰れるだろうが、博美ちゃんはちょっと遠い。

 

ま、うちに泊まってもいいんだけどね。

 

そして、パーティー!

 

特にわいわいやってただけなので、はしょる。

 

ある程度時間も経ち、酒も良い感じで入ったところで・・・

 

4人会話が弾んでいたのに、りょうがちょっと暗くなる。

 

思いつめた顔というか、真剣な顔をする・・・。

 

気になったので、俺はある行動に出る。タイミング的にもここだと思ったし。

 

俺「りょう、コンビニ付き合って!ちょっとお茶買いに行きたい」

 

りょう「え?・・・あ、あ!いくいく!」

 

ヒデ「あ、俺の分も買ってきて~」

 

博美「あたしも~」

 

田舎なので、コンビニまで歩くと10分はかかる。

 

まだ近い方なんだけどね。

 

りょう「ふぅ~。」

 

俺「どうしたんだ?なんかテンション下がってたけど・・・」

 

りょう「え!う、うん・・・・っていうか、助かった!」

 

俺「ええ?」

 

どうしたんだ?????

 

りょう「実は・・・博美にヒデ君と2人きりになる時間を作ってもらえたら・・・って言われてて」

 

りょう「でも、なんかみんな盛り上がってるからどう切り出そうかと・・・。」

 

俺「そういうことか~!んだよ先に言えよ~」

 

りょう「え???だって・・・」

 

俺「ってか、俺も同じことしようとしてた。ここだけの話にしておいて。」

 

俺「ヒデ、博美ちゃんに一目ぼ・・・」

 

りょう「ええ!先に言ってよ~!(笑)」

 

俺「あはは!でも今日の感じからすると大丈夫そうじゃね?」

 

りょう「うん。…ねぇ?」

 

俺「ん?」

 

またりょうが暗くなる・・・。

 

りょう「・・・ごめんね。」

 

俺「何が?」

 

りょう「本当はこんなことしてる場合じゃないんだよね私。借金してる人間がこんなこと普通できないの」

 

俺「うん・・・。でも・・・。」

 

りょう「でも、俺君、私の友達もOKしてくれて、こんなに楽しいクリスマスになって・・・お金まで出してもらって・・・」

 

俺「まあそれは、りょうもいつも詰まった生活だけじゃつまんないだろうし、こういう機会なら楽しいだろうし・・・」

 

俺「それに俺、この生活が決まったとき、このぐらいの出費の覚悟はできてるし。」

 

りょう「・・・。」

 

俺「とにかく、りょうは何も気にしないで楽しんでくれればいいって!」

 

りょう「…やさしすぎる」

 

どんなに喧嘩しても、落ち込んでても泣かなかったりょうの涙を始めてみた。

 

そして・・・・・

 

泣き出したりょは、歩いていた足を止めた。

 

えぐえぐ言いながら泣いている。

 

俺は(ありがとう)の意味を込めてりょうの頭をポフポフと2回、軽くたたいた。

 

りょう「うわぁぁぁん!」

 

俺(ビクゥ!)

 

りょうが大声で泣き出してしまった・・・。

 

この時俺が思ったことを正直に書く。

 

クリスマス。恋人達が楽しく仲良くする日。

 

そんな日に女を泣かした。俺、悪いやつ。

 

田舎とはいえ、周りにはそこそこ家もアパートもあるところ。

 

ちょっと気まずいなぁと思っていた。

 

(この間、恐らくコンマ数秒)

 

とりあえず落ち着かせようと思い・・・

 

俺「まあまあ、今日はとにかく楽しもう!全然気にしなくていいって!」

 

俺「とにかく今日はりょうと楽しく過ごしたかったから。」

 

りょう「私…と?」

 

俺「(なんかおかしな事いったかな?)…うん。」

 

りょうが黙り込んでしまった。そして…

 

りょう「……………無理だよぉ」

 

何が無理なんだろう…。

 

準備から含め、あんなに楽しんでたのに?

 

俺悪いことしたかな?

 

先にりょうが答えを言った。

 

りょう「こんなの、好きになっちゃいけないのに、わたしなんか好きになる資格ないのに…。無理だよ…、好きになっちゃったよ…。」

 

俺「え?」

 

りょう「ダメだよね、わたしなんかが俺君を好きになったらダメだよね…」

 

まさかの告白をされた。

 

まさかの告白をされた。

 

りょうの気持ち知らなかった。ただこの辛い生活の中で、なんとか楽しくしようとしてただけだ。

 

それなのに、りょうにそんな気持ちが芽生えてるとは思ってもいなかった。

 

女心なんて全く分からない俺。だめな奴だな。

 

そして、俺は人生で初めて告白された側になった。

 

驚きのあまり心臓がバクバクする、こんなこと今までなかったからどうすればいいのか分からない。

 

とりあえず落ち着かなきゃ。

 

俺「ふぅ~」

 

大きくため息をついた俺。

 

りょう「やっぱりダメだよね…ゴメンねゴメンね!」

 

なんかため息を違う方向で取られたようだった・・・

 

俺「ん~ん、ありがとう。」

 

りょうがあれ?って感じの顔をして、うつむいていた頭をあげてこっちを見る。

 

うるうるした目が街灯の反射で輝いて綺麗に見える。

 

引き込まれていく…。

 

俺「本当にありがとう。ありがとう。」

 

りょう「うん」

 

俺「こんなにりょうを苦しませてるのに、そんな俺を好きになってくれてありがとう。」

 

りょうは首を横にふった。

 

俺「俺は…俺の気持ちは…何ていったらいいのかな。」

 

ごめん、セリフをよく覚えてないので、ここからはニュアンス的にこんなことを話したってことで・・・。

 

自分自身りょうのことをどう思っているのか、俺は考えをめぐらせながら、ゆっくり話した。

 

りょうはこの数ヵ月で本当に変わった。

 

始めは面倒と言っていた家事も、今では少し楽しんでるように感じる。

 

イライラしたり曇りがちだった表情が減って、笑顔が増えて。

 

そんなりょうを見ていてうれしく感じてる。

 

これからももっともっと変わっていくのかな?そんなりょうを見て行きたいな。って思った。

 

こんなニュアンスの事を伝えた。

 

俺「…でも。」

 

続けて話した。

 

こんなにりょうの事をしばっているのに、好きになってくれてありがとう。

 

俺はりょうの事を苦しめてきた。

 

いろんな足かせをつけ、しばって、辛い思いをさせているのに。

 

だからこそ、俺はりょうを好きになってはいけない。

 

俺なんかりょうを好きになる資格はない、と思っている。

 

今俺のりょうに対する気持ちを素直に言うと、りょうの事は好きだ。

 

けど、どんな気持ちの好きなのか分からない。

 

友達でもない、恋人でもない、親友でもない、単なる同居人でもない。

 

なんとも言えない感じの好きだから・・・。

 

こんな事を伝えた。

 

りょうが再びうつむく。

 

どういう思いで聞いていたんだろう・・・。俺にはわからない。

 

俺「もう少し聞いて。」

 

りょうはうつむきながら小声で「うん」と返事した。

 

俺もりょうも、お互いに好きになっちゃいけないという枷をつけて

 

ここまで一緒に暮らしてきたんだね。

 

りょうが今、俺に伝えてくれた事で、俺はきちんとりょうの事を考えたい。

 

好きになっちゃいけないという気持ちを捨てて、きちんとりょうと向き合いたい。

 

今まではその気持ちのせいで、りょうのいい所をちゃんと見ていなかったかもしれない。

 

これからは、もっときちんとりょうのことを見たい。

 

そして、自分の気持ちを確かめたい。

 

みたいな事を伝えた。

 

このあと、しばらくの沈黙。

 

先に口を開いたのはりょうだった。

 

りょう「ひとつ聞いていい?」

 

俺「ん?」

 

りょう「今日、わたしと付き合ってるふりをしてるの、どう思ってる?楽しい?」

 

俺「すごく楽しい。うれしい。」

 

りょう「うん・・・。ありがとう」

 

りょうは両手で俺の頬に触れ・・・

 

りょう「私からだったら約束関係ないよね・・・」

 

キスされた。

 

キスしたあと、りょうから離れて

 

りょう「今日だけ…今日だけは恋人でいて…」

 

俺「ん~、分かった。今日だけな。」

 

ここで、りょうは何時もの表情に戻り、再び腕組みしてきた。

 

りょう「よし、コンビニいこう!みんな飲物まってるよ!」

 

俺「お、おう。てか、少し時間開けた方がよくね?今頃ヒデと博美ちゃん…」

 

りょう「そっか!!じゃあゆっくりいこー!」

 

ってな感じ。

 

このあと。

 

りょう「少しぐらい柔らかい感触あるでしょーよ?」

 

と腕に胸をおし当てられた。

 

俺「本当~に少しだけな。」

 

このあて肘鉄をくらう。

 

なんか空元気のような気がしないでもないが、りょうはいつものテンションに戻りつつ見えた。

 

買い物も終わり、部屋に戻る。

 

りょう「ねぇ…」

 

部屋の前で小声で話しかけてきた。

 

りょう「いきなり玄関あける?ピンポン押す?」

 

悪いかおしてやがる…。

 

りょうはいきなり開けたいみたい。

 

俺「俺がピンポン押すから、りょうは押した直後にすぐ玄関開けて?」

 

そして俺はピンポンをおした。

 

りょうが思いっきり玄関ドアを開ける

 

りょう「(ピンポ・・・ガチャ!)たっだいま~!!」

 

近所迷惑をまったく考えない大声・・・。

 

博美「おかえりー」

 

ヒデ「おせぇよ!何してたんだよ」

 

りょう「・・・あれ?」

 

俺「ん?」

 

二人はなんか普通にテーブル椅子に座って雑談してたような感じ・・・。

 

俺は拍子抜けした。

 

ちなみに時間は買い物に出て1時間経っていた。

 

通常の倍以上かかってる。そりゃおせぇよ。

 

博美「ヒデ君、何してたってクリスマスだもん。2人の時間も欲しいよね~?」

 

俺「あ・・・いや」

 

ヒデ「まあそうだよな。すまんな邪魔して~、そろそろ帰るから~」

 

博美「じゃあ私もそろそろ帰る~」

 

ああ~そういうことかと、俺もりょうもここで気が付いた。

 

どうやら大事な話はとっくに終わっていたようだw

 

俺「まじか~、せっかくケーキを買ってきたのに・・・。」

 

ヒデ「お~すまんな~。でも悪りぃから二人で食べとけよ~(ニヤニヤ)」

 

俺「え~~~仕方ないなぁ」

 

そう言って、俺はコンビニで買ってきたものを袋から出す。

 

お茶

 

追加のお酒

 

そして

 

2個入りショートケーキx2 計4個

 

りょう「ほら、持って帰ってこれでお祝いでもしたら~(笑)」

 

ヒデ「!!!」

 

博美「ええ!?」

 

りょう「ん?わたし何か変なこといったぁ?(ニヤニヤ)」

 

博美ちゃん、酔ってるだけではないと思われる赤面。

 

この子、何でもストレートにいってくる割には、こういうところがあるようだ。

 

ヒデはと言うと、なんで知ってるの?

 

と言う表情。

 

俺「っていうか博美ちゃんはどこに帰るつもりだ?(ニヤニヤ)」

 

博美「えっ!?んと~…ヒデ君の部屋?」

 

といって、ヒデの顔を見た。

 

ヒデ「俺、りょうちゃんに話してたのか?」

 

俺「おう、今出てる間にな(笑)」

 

りょう「わたしも、俺君に話しちゃった。博美ゴメン!(笑)」

 

ヒデと博美ちゃんはなんだよ~と言う態度。

 

ヒデ「そう言うわけだ(笑)」

 

俺「どういうわけか知らんが(笑)」

 

りょう「おめでとう! 」

 

博美「ありがとー!」

 

博美ちゃんとヒデは帰ることに。

 

玄関で、みんなで「じゃあね~」のあと、俺はヒデを呼び止めた。

 

コンビニで買った物をこっそり渡した。

 

俺「ほら、いつもの」

 

俺はヒデに彼女ができたとき、いつもこれをプレゼントしてる。

 

ま、ゴムなんだけど。

 

ヒデ「はえーなwてかいらない!」

 

俺「え?なんでよ~?いつものだから気にするな」

 

ヒデ「っていうか、持ってる(笑)お前が使え(笑)」

 

俺「何で持ってんだ(笑)りょうと一緒にえらんだんだけどな。いいからもってけ!」

 

ヒデ「じゃあますますいらん!」

 

返された・・・。

 

これどうしよう・・・。

 

ゴムをもらってくれなかったのは何でか分からないんです。

 

持ってると言っていたけど、そんなに沢山あるのか?と思ってた。

 

あまり長持ちしないものだっけと、

 

消費期限しらべたくらい。意外と長く持つものだとこの時初めて知りましたよ。

 

ヒデと博美ちゃんが帰ったあと、りょうと2人となると、なんか重たい空気で気まずい。

 

ケーキを食べようか提案したが、お腹いっぱいとの事で断られた。

 

俺は鍋の後片付けを始めた。

 

りょうはお風呂の準備。

 

片付け終わった俺は、りょうが風呂に入るので、余った酒を持って自分の部屋に戻る。

 

しばらくすると、りょうが「お風呂空いたよ~」と。

 

風呂に入るために部屋からでる。

 

りょう「お酒もらっていい?」と聞いてくる。

 

俺「聞かなくていいから残ったの好きに飲んでいいって。」

 

りょうは酒を持って部屋に。

 

俺は風呂…といってもシャワー。

 

風呂から出ると、りょうは自分の部屋にいるようだ。

 

余った酒がある以外は、いつもの就寝前のやりとりと大して変わらなかった。

 

俺、なんか期待してたかな…

 

クリスマスの話、ちょっと引っ張りすぎたと反省しています。

 

この日は、りょうとの生活の中で1~2を争う思い出でしたので勘弁してください。

 

内容はこんな感じでしたが、思い出補正も入ってると思います。

 

というわけで、クリスマスはこのまま寝て終わりました。

 

クリスマス後、年末休暇までの間の過ごし方は、今までとなんら変わりなかった。

 

ちょっとだけ変わったと言えば、会話が減って、一緒にキッチンにいる時間が延びたこと。

 

居心地が良く感じた。俺だけって訳じゃないと思う。りょうもニコニコしてたから。

 

そして、お金の話はこの辺りからほとんどしなくなった。重要な事以外。

 

年末年始はお互い帰省・・・

 

この前のボーナスでとっておいた、実家で使うだろうお金をりょうに渡した。

 

俺「これ、年末年始用に預かっていたお金ね」

 

りょう「ありがと!ん~がんばる^^;」

 

俺「え?」

 

りょう「えへへ~」

 

特に「無駄遣いするなよ」とか「パチンコ行くなよ」とは言ってない。

 

というのも、なんとなくりょうを信用し始めていたから。

 

りょうの「がんばる」も、それを感じ取っての返事だったのだろうと思う。

 

俺の実家は北の方、りょうの実家は西の方。

 

方向は別々だが、ターミナルとなる駅までは一緒。

 

最寄り駅までは徒歩で。

 

りょうと電車に乗るのは初めて。

 

なんとなく旅行気分になった。

 

ターミナル駅までは1時間かからない。

 

短い時間がさらに短く感じた。

 

なんとなく手もつないでいた。

 

りょうはここから新幹線、俺は在来線の特急で帰る。

 

先にりょうの新幹線が出るので、一緒に新幹線ホームに上がり見送る。

 

りょう「そういえば、この生活始めてから俺君いない日って初めてかも」

 

俺「ん~、うーん、そういえば無いかな??」

 

りょう「夫婦ってこんな感じなのかな?(笑)」

 

俺「いや、普通の夫婦より一緒にいると思うぞ、門限ないし(笑)」

 

りょう「そっか~。ねぇ?」

 

俺「ん?」

 

りょう「さみしい?(ニヤニヤ)」

 

俺「んー、さみし・・・い・・・かな?」

 

りょう「え~!!!はっきり言いなさいよ(笑)」

 

俺「まあ、さみしいかな(ニヤニヤ)」

 

りょう「まあって何だよっ!」

 

俺「まあ・・・気をつけてなっ!」

 

りょう「だから、まあって何だって!」

 

こんな感じの会話はあった。

 

正月中は毎日電話した。

 

りょうからかかってくる事、俺からかける事両方あった。

 

年越しは電話をしながら迎えた。

 

ちなみにりょうのいない生活・・・「まあさみしいかな」なんて言ったけど

 

かなり寂しかった。なんか本気に好きになってるなと思った。

 

帰りはお互い別々に、の予定だったんだが・・・

 

帰りの日をあわせ、俺はターミナル駅でりょうを待った。

 

どうしても一緒に帰りたかった。

 

あ、でも勝手に待ってた訳じゃなくて、ちゃんとりょうには話してあるよ。

 

すれ違ったら意味が無いからねw

 

帰りのターミナル駅から自宅付近までの駅まではりょうと一緒に帰った。

 

りょうはいろんなお土産話をしてくれた。すごく楽しそうだったのが印象だ。

 

本当は帰省なんかせず、そのお金も借金返済にまわしたら?

 

と思ったときもあったんだが、こんなに楽しめたんだったらよかったと思う。

 

部屋に戻ったあと、りょうは俺におみやげをくれた。

 

小さな・・・ドナルドダックのような・・・違うな・・・

 

あひるのようなキーホルダー。

 

俺「おおおお、なんかかわいいな!ありがとう」

 

りょう「なんか俺君、実はこういうの好きでしょ?」

 

俺「うんうん、早速家の鍵につけさせていただきます!」

 

んーと、PINGU大好きです。

 

多分安いものだろうけど、すごくうれしかった。

 

ちなみに俺からのおみやげは…

 

和紙で出来た名刺入れ。おっさんかよ・・・

 

そして、もう一つりょうから。

 

りょう「あまった~!これ渡しとくねっ」

 

現金を渡してきた・・・。

 

俺「おおおお!?おおおお!?」

 

りょう「なになに!?」

 

俺「まさか・・・の展開」

 

りょう「えへへ!」

 

自慢げにしてきた。

 

俺「なんだか泣けてきた・・・ううっ、まさかお年玉渡さなかったとか?」

 

りょう「え~~~!!!何だよそれ」

 

信用はしてきていたものの、使い込んでないか心配はしてた。あまりの嬉しさにりょうに抱きつきそうになった。

 

もうりょうを信用してもいいかなと思ったんだ。

 

そして・・・

 

俺「りょう、このお金自分で管理しな。元々これは俺が受け取れるお金じゃないと思う」

 

りょう「え?でも返済とかにまわさなくていいの?」

 

俺「うん、もう大丈夫だと思う」

 

クリスマス後の給料日での返済で、あと2ヶ月後には完済できそうな金額になっていた。

 

恐らく2月末の給料でおしまいだろう。

 

そうすると、今度はりょうのしなきゃいけないことは、この部屋を出て行く準備だ。

 

実家に帰るのか。それともこっちにまだ住むのか・・・。

 

どっちにしろ、今まで苦しい生活をしていたのに、いきなりお金が戻ると反動が大きいかもしれないと思った。それで少ないお金を管理するようにさせてみたんだ。

 

・・・俺、ずいぶん上から目線だったな・・・。

 

りょうには何度かこの生活が終わったらどうするか聞いていた。

 

今の仕事が気に入ってるから、実家に帰ったり、遠くに引っ越すことは考えてないと言っていた。

 

もうすぐ返済が終わるとなると真剣に考えなければならない。

 

ま、実家に帰るならまだしも、そうでなければ部屋を借りる資金を貯めなければならない。

 

約束は1年だから、それまではこの部屋にいてもいいと思っている。

 

その間の生活費も負担してもいい。

 

さて、バレンタイン…

 

の前に一つ忘れてたことがあった。

 

りょうの車が車検の時期だった。

 

車は俺に任せて、と、休みに点検して、昔バイトしていたガソリンスタンドに向かった。

 

学生の時に働いていたのだが、ここに凄く仲良くしてもらった元整備士の先輩がいる。

 

車の事はすべてこの先輩に教わった。

 

俺「先輩、お久しぶりっす!」

 

りょう「はじめまして」

 

先輩「おー、久しぶりやな!なんだこの車(笑)」

 

りょうのライフはギャル車…

 

俺「あの、オイル交換と下回り点検してほしいんすけど…」

 

先輩「やだ、俺の暇な時間を取るな。自分でやれや。」

 

俺「えー!」

 

結局自分で点検した。

 

ま、先輩は結局見てくれたけど。

 

この後日、りょうと俺は平日に一日休みをとり、ユーザー車検をする。

 

車検を通すのに陸運局に行く道中なんだが、俺、りょうの車苦手なんだ。

 

香水の臭いがすげぇ・・・。

 

りょうにその旨伝えたら、もちろん不機嫌になった。

 

俺は思いっきり酔った・・・。

 

そしてミスる。

 

俺「この信号を左曲がって・・・その先の左の建物・・・」

 

りょう「ねぇ、大丈夫??わたしまったく分からないよ??」

 

俺「うん、ちょっと外でりゃ大丈夫だと思う・・・。あぁ・・・」

 

りょう「ん!?どうしたの?」

 

俺「・・・まちがえた」

 

りょう「えええ!!!もぉぉぉ!!!」

 

俺「ごめん・・・。」

 

りょうがイライラ・・・。

 

軽自動車だったのに陸運局に来てしまったよ・・・。

 

隣だからよかったけど・・・。

 

俺「ごめんその垣根の向こうの建物の方だった・・・」

 

りょう「意外と頼りないね・・・」

 

俺「ごめんなさい・・・今日は反論できません・・・」

 

外に出て、自販機で炭酸を買い一気飲みした。

 

俺は車酔いする事が少ないんだけど、酔った場合はこうやって直す。

 

書類関係は全部俺が回り、りょうにはその間検査ラインを見ていてもらった。

 

書類確認などなど終わり、りょうのところに戻った。

 

りょう「ねぇねぇ?これ俺君が自分でやるの?」

 

俺「そうだよ?」

 

りょう「私でもできる?やってみた~い!!!」

 

知らないおっちゃんA「お!姉ちゃん、簡単だからやってみろよ」

 

知らないおっちゃんB「兄ちゃん、やらせてみろよ~」

 

俺「えっ、じゃあすいませんがもしよろしければ、ライン通す工程見させてあげてもいいですか?」

 

知らないおっちゃんA「おうおう、そっちの通路でみてな」

 

りょう「わ!ありがとうございます!」

 

りょうの好奇心にはホントびっくりする。

 

そういえばこの生活を提案したときも「おもしろそ~!」だったな・・・。

 

おっちゃんA&Bにラインの説明を受けるりょうは真剣な顔して聞いてる。

 

こういう所、真面目なんだよな~。

 

りょうのいいところだと思う。

 

まあ、用語に困ってましたけど。

 

「ハイビームって??遠目?なんですか~?」

 

ラインの横に通路があり、そこを歩きながら実際に説明を受ける。

 

おっちゃんA&Bの2台分の車を見れたので、ちょっと自信ついたみたい。

 

俺はその間に自販機で飲み物2本買い、おっちゃん達にお礼した。

 

おっちゃんに「にいちゃん、こんなところでデートしないでどっか行けよ!」

 

って言われてしまった。これ、デートなの????

 

ラインの一番最後に車をつけ、灯火類のテストを受け、いよいよラインへ。

 

俺は通路側からアドバイス。

 

ペースはゆっくりながらも、順調にこなした。

 

最後の下回りの点検で、リフトに乗せられたまま車と一緒に持ち上げられると

 

やけにはしゃいでいた。

 

「高い~!すごーい!」

 

俺と検査員、やや苦笑い・・・

 

帰りの車で、りょうが謝ってきた。

 

りょう「ごめんね。お金出してもらってるのに怒っちゃって・・・。」

 

俺「だからいつも言ってるけど気にしないでって。」

 

りょう「ホントいつもありがとう。でもおもしろかったぁ」

 

俺「なありょう、さっきのおっちゃん達に言われたんだけど・・・」

 

りょう「うん?」

 

俺「これってデートか?(笑)」

 

りょう「うーん、デートだと思ったらデートかなぁ(笑)俺君はどう思うの?」

 

俺「うーん、俺は・・・仕事かなぁ?でも、女の子連れてきたのは初めてだしなぁ。デートかなぁ?」

 

りょう「じゃあ初デートってことで!」

 

初デートは、軽協会でした・・・

 

バレンタインデーに、りょうはチョコをくれた。

 

一緒にくれたものがある。

 

Gパン。

 

俺、中学生のころから脚の長さが変わってなくて、そのころのGパンまだはいてたんだ。

 

ぼろぼろだったけど、いい感じのダメージだった。

 

さすがに冬は寒かったから、あまりはいてなかったんだが。

 

「大事なGパンだろうけど、私のはこれから同じように長くはいてくれたらうれしい」

 

と言われて、すごく喜んだ。

 

ちなみにお金は、お正月に余ったあのお金をとっていたらしい。

 

本当はそのときに余ったお金全額を使うくらいのプレゼントを考えてたが、

 

そんなことをしたら俺が怒ると思って、すごく悩んだらしい。

 

2月26日

 

りょうの給料日の翌日。俺達にとって特別な日になった。

 

この日の支払いでりょうの借り入れ額が0円となった。

 

毎回支払い後に振込みの控えをりょうに見せているんだが、

 

今回は金額が少ない。

 

俺「りょう、これ(振込み明細)。これで完全に払い終わったな」

 

りょう「ありがとう!本当にありがとう!」

 

俺「よかったな!ほんとよかった・・・」

 

りょうと俺は抱き合って喜んだ。

 

りょう「あとは俺君に返しておしまいだね」

 

俺「ん?何を?」

 

りょう「もしかして忘れてる?(笑)」

 

りょうが引越ししてきたときに立て替えた費用を返してもらうことになってた。

 

俺、すっかり忘れてた。

 

この日は俺もりょうも有給をとっていた。

 

支払金額が最後で少ないから(といっても、りょうの手取りの約半分)残った金額から、りょうがお礼にご飯を奢ると言っていた。

 

前々から行きたかったイタリアンのお店を予約してあって、夜に行くことになっていた。

 

あ、その前に昼間にあった出来事書かなきゃな…

 

支払いが終わって、そのあと夕飯を奢ってもらうまでの間、部屋で2人で話をしていた。

 

ありがとう!→いやいやよく頑張った

 

のやりとりは何回したか分からない。

 

そして、

 

りょう「約束さ、もう意味なくなっちゃうね。」

 

俺「そうだな。これからは全く気にしなくていいよ。」

 

りょう「うーん、それなんだけど…」

 

俺「ん?」

 

りょう「まだしばらく俺君にお世話になりたい。せめて引っ越し出来るお金が貯まるまで。」

 

俺「まあ、それはそうだな。」

 

りょう「本当は一人でやってても、貯金できる自信がないの。俺君に協力して欲しいの。」

 

俺「俺に出来ることなら協力するよ。帰るところがないのは俺にも責任があると思うしね。」

 

で、新しい約束を決めることになった。

 

以前に約束した事をもう一度話しながら、新しい約束をつくる。

 

りょう「わたし、これからは生活費もちゃんと出したい。」

 

俺「ありがとう。でも、りょうが引っ越した後、この部屋の家賃とか水道光熱費は俺一人で払っていくもんだから、この辺は俺だけで払っときたいから、食費2万ぐらいかな?」

 

りょう「えー!それじゃだめだよ!今までと変わらないよ。10万円渡す!」

 

俺「えええええ!そんなに要らないって。」

 

りょう「だって、わたしが住んでから俺君貯金とかできてないでしょ?余ったら俺君のでいいから」

 

俺「・・・りょうは俺の心配しないで、自分の心配しなさいよ・・・」

 

りょう「うぅ・・・でも2万じゃだめ!!!せめて7万!!」

 

なにがせめてなのかよく分からないまま押し切られて7万円毎月預かる事になった。

 

家賃、水道光熱費や雑費、食費の一部。

 

携帯は元々この生活が終わった後名義変更する予定だったが、

 

それよりはりょうが出て行くときに新規契約したほうが安いかもって事になって、

 

俺の名義のままで使うと言う事になった。この7万円の中から出すことにした。

 

りょう「給料の残ったお金も俺君に預けるから、貯金して欲しい。わたしもってると使っちゃいそう・・・」

 

俺「自分で管理しなさいよ・・・。そういうの人任せにするといかんって。一人暮らしになったら反動きちゃうよ?」

 

りょう「じゃあ、カードは自分で管理するけど・・・通帳は持ってて」

 

俺「それって俺管理って事にならない??」

 

りょう「んー、監視かな?(笑)ときどき記帳して、おかしいなと思ったら怒っていいから」

 

俺「んー、じゃあそれなら・・・」

 

と言うわけで、1日800円のおこずかい制はおしまい。

 

貯金する口座は、元々借金返済の引き落とし口座として使用していた物を使うことにした。

 

門限の話をした。

 

この門限は元々、仕事終わってからパチンコに行かないように、無駄にお金を使う時間を減らす為にかなり厳しく設定したつもり。

 

俺「門限って、もういらないよね?」

 

りょう「うーん、んー、いらないって言われたらいらないけど・・・」

 

俺「・・・けど?」

 

りょうがちょっと考え込んで、少し苛立った感じで話し始めた。

 

りょう「・・・・・・・・・・・俺君、わたしの気持ち分かってるよね?」

 

俺「・・・うん」

 

りょう「私、夕飯は俺君となるべく一緒に食べたい。同じ時間を過ごせてるのがうれしいの。だから門限がなくなっても早く帰ってくるよ?」

 

俺「うん。ありがとう。俺もそうしたい。」

 

りょう「うん。じゃあ門限はいらないけど、一緒にご飯食べるって事でいいよね?」

 

俺はここで決意した。

 

俺「りょう?」

 

りょう「ん?」

 

俺「クリスマスのことから、りょうをきちんと見るっていったの覚えてる?」

 

りょう「うん・・・。」

 

俺「それから2ヶ月ぐらいだけど、りょうの事、きちんと考えた。この2ヶ月、りょうには本当に感心した。」

 

りょう「感心?」

 

俺「うん。この生活、かなり苦しいはずなのに毎日毎日がんばってた。ご飯も毎日一緒に作って、普通の夫婦や同棲しているカップルでもやらないと思うんだ。」

 

りょう「ん~。」

 

俺「まあ、俺達は借金を返すって縛りがあったからそうなのかもしれないけど、それでもりょうはがんばってたし、弱音も吐いたことはあったけど、最後までやりとげたよ。」

 

りょう「うん・・・。」

 

俺「そんなりょうを見て、早くこの生活から抜け出させてあげたいって思った。ずっと俺といたら、ずっと苦しいままになるって。俺と一緒にいちゃ本当はダメなんだろうなって思った。」

 

りょうの目に涙が見えた。

 

俺「でもね」

 

俺「りょうと過ごしている時間が、俺にとってすごく居心地のいい時間だった。特にクリスマスのあと、りょうと一緒にテレビをみたりご飯食べてる時間、すごくいいなって感じてた。俺、すごく勝手な事を言ってるかな・・・」

 

りょうは首を横に振る。

 

俺「それにりょうの好奇心旺盛なところを何度も見て、りょうにはホント驚かされた。車検のこととか。生き生きしてみえるりょうに・・・うーんと」

 

りょうがこっちを見た。

 

俺「・・・俺、なにいってんだかな(笑)」

 

俺「だからこそ、りょうにはもう一度独り暮らしをして、さらにりょうの生き生きしてる、友達と楽しそうにしてる、そんなりょうを知りたいんだ」

 

りょう「そっか・・・・」

 

俺「りょうのこれから、この束縛のない生活を見てみたいのに・・・このタイミングでほんとうは駄目なのかもしれないとも思う。でも・・・」

 

俺「りょう・・・。俺、りょうのことが好きだ」

 

・・・

 

・・・

 

りょう「うぇぇ~ん!」

 

りょうに告白した。

 

思いを伝えた。

 

俺「これから何にも縛られず、ニコニコして暮らすりょうを見ていきたい。」

 

りょう「ありがとう!ありがとう!うわぁぁん!」

 

俺「こちらこそありがとうだよ。っていうか、いつもりょうから言わせてゴメンなっ」

 

りょう「ううん…真剣に見てくれてありがとう。わたし、俺君に嫌われたくなかった!俺君にずっと見ててもらいたい!大好きだもん!」

 

俺「ありがとう!俺も大好きだ」

 

りょう「俺君がわたしの独り暮らしを見たいと言うなら、わたし、これからもがんばる!だから独り暮らしになっても一緒にいてね!」

 

俺「もちろんだって!りょうは俺にとって大切な人だから」

 

俺文章力ないから、詳しく書けないな…

 

このあとどう落ち着いたのか分からない。また約束の話に戻ったんだが、経緯を全く覚えてない…

 

そしてご想像のとおり、約束から「性〇行為禁止」の項目はなくなった・・・

 

色々話し合った結果。

 

最終的な約束は、

 

りょうの約束

 

毎月7万円を生活費にあて、それ以外は貯金と普段の小遣い。俺に変な使い方していないか監視してもらう。

 

8月末までに貯金し、9月には引っ越しを行えるように準備すること。

 

俺の約束

 

りょうから貰った7万円はなるべく節約。余れば返す。

 

2人の約束

 

喧嘩したら解決するまで話し合う事。

 

家族は呼ばない。友達はなるべく外で会うように。

 

前からの約束にもあったが家族は呼ばないってのは、この生活が説明できるか?理解してもらえるか?考えた結果だったのでそのまま残した。

 

普通、どちらの両親も理解出来ないだろうから。

 

このあと予約したイタリアンに行く。

 

初めてりょうに食事をおごって貰った。

 

ご飯のあと、りょうが物足りなさそうにしていた。

 

俺「りょう、どこか行きたい?」

 

りょう「うん、少しブラブラしたいけど、何もないからね…」

 

俺「んじゃほんの少しだけお勧めの所まで行ってみる?ここから30分ぐらいなんだけど」

 

そして車を山奥に走らせた。

 

そこには展望台があって、ちょっとした夜景と、星空かが見られる。

 

夜景は田舎だからそんなでもないが、星空はかなり綺麗なところ。周りに電気のつくような施設がないから。

 

りょうと車の外に出て星空を眺めた。

 

俺とりょうは冬のすんだ空気もあって、あまりの星空の綺麗さに感動していた。

 

先に書いとくが、この夜景と星空を見たあと、帰って…

 

やることやりました。

 

ゴムはもちろんクリスマスにもらってくれなかったアレ。

 

じゃあ軽く。

 

帰宅後いつものように別々にお風呂に入った。

 

もちろん俺はシャワー。

 

俺が出ると、いつものようにりょうは部屋にいるものだと思った。

 

俺も寝るスタイルになって、自室に戻った。

 

そこには、俺のベッドで座っているりょうがいた。

 

りょう「一緒に寝たい・・・」

 

俺「うん」

 

シングルのベッドに2人はちょっと狭いが、寒いこの時期にはちょうどいいぐらい・・・

 

しばらくの時間抱き合って、キスをしていた・・・が

 

俺は理性が飛んでいく・・・

 

俺「りょう、してもいい?」

 

りょうは目を閉じたまま頷き・・

 

ってか、そんなに細かい描写覚えてないわwwww

 

みなさんどうなの?

 

俺、DT卒業の時以外は、そんなに内容おぼえてない

 

誰のどこが感じやすいとかぐらいしか覚えとらん。

 

その後、順調にりょうは貯金を重ねた。

 

俺はりょうのお金の使い方に注意することもなく。

 

一度りょうには聞いた。りょうにどんな変化があったのか。

 

りょうは、本当にお金の大切さを身にしみて分かったと言っていた。

 

特に借りていたときは借り入れの金額限度いっぱいは自分のお金だと思っていたらしい。

 

返済額を自分の給料全部で払うことによって、借金の重さが分かったと言っていた。

 

そして、8月。

 

貯金も順調に貯まり、新居を借りられる金額を手にしたりょう。

 

実はこのころ、俺達2人には変化があった。

 

以前に書いていた人もいたが、以前の生活には明らかな上下関係があったのを

 

俺は今後は対等の立場にしたく、お互いに助け合って生活したかったのだが、

 

逆にりょうは以前の、色々抑えられていた生活から対等になりつつある中で、

 

俺がりょうに関心を持たなくなって来たと感じていたようだ。

 

分かりにくいな・・・

 

俺は俺で、りょうとの関係を対等に対等に・・・と考えるにつれ、刺激が足りなくなっていた。

 

そして、りょうの引越し先が決まった8月末ごろ、俺にも転機がきた。

 

転勤の話がきた。

 

すごく大事なことなのに、りょうには話せなかった。

 

引越しが決まって、これから新生活がまた始まるりょうには話しづらかった。

 

話したのは引越しの1週間前だった。

 

携帯を新規で変え、新しい番号とメール(初めてのメールをした)を教えてもらったあとだった。

 

もちろん喧嘩になった・・・というか、俺が平謝りだったんだけど。

 

俺にとっては、転勤先が自分としては特に行くのに何も気にしない土地だった。

 

親父の実家のある土地。この時、祖母がなくなってから2年たったころで、誰も住んでいない家があったんだ。

 

どう相続したのか分からないけど、親父名義の家になっており、俺が住んでくれるとうれしいと言われていた。

 

遠距離で付き合っていくことも考えていたんだが、自分勝手な考えだった。

 

話した後から、りょうと俺の関係は一気冷めていった。

 

そして、りょうの引越しの日。

 

俺とりょうはほとんど会話もなく、黙々と引越し準備をしていた。

 

そして、すべての準備が終わり、りょうはこの部屋を出る。

 

ただ、一緒に引越し先に行って、俺も片づけを手伝うんだが。

 

「今まで本当にありがとうございました」

 

俺の部屋の玄関で、俺と部屋に、まるで他人行儀な挨拶をしたりょう。

 

俺「りょう、ごめん。」

 

りょう「うん・・・。もういいよ・・・。」

 

いざ引っ越すとなると、俺はやっぱり寂しくなった。

 

でも、りょうの新しい生活の前に引き止めることはできなかった。

 

なんか、ほんとに会話が減ってたなぁ。

 

りょうの部屋に荷物をいれ、ある程度片付いたあと俺は帰ることに。

 

そこで、りょうに言われた。

 

「このまま一緒に暮らすつもりはなかったの?」

 

りょうは俺が告白してから、ずっと言うに言えなかったらしい。

 

俺がこんなことを言っていたから。

 

りょうとは1年ほど別々で暮らし、きちんとしたところで、もう一度一緒に住みたい。

 

きちんとお互いの両親に話をして、認められた上での生活をしたいと。

 

上下関係のある生活だったからだと思うんだが、りょうはこの言葉を今日までいえなかった。

 

やっぱり俺は女心の分からない人間なんだな・・・。

 

俺の引越し日。俺は家財やら何やらを引越し屋のトラックに詰め終わり、部屋で一人でいた。

 

何もなくなった部屋でむなしくしていたところにりょうはやってきた。

 

俺の車ですこしドライブした。

 

といっても、住んでいたところをぐるぐる廻った程度だったが。

 

そこで、別れ話になった。

 

まあ、当然そうなるなと思っていた。

 

りょうもそうだったろう。

 

りょうを俺の部屋の前に止めてある車まで連れて行き、俺はそのまま転勤地に向かうことに。

 

りょうにそこで言われた言葉だけは忘れない。

 

りょう「いままで本当にありがとう。いろいろ迷惑かけてごめんなさい」

 

俺「ううん、俺こそ、俺こそごめん」

 

りょう「これで本当にさようならだけど・・・」

 

俺「うん・・・」

 

りょう「私は俺に会って、本当に助けられた。俺のおかげでちゃんとした生活もできる自信もできた。これでお別れだけど・・・私にとっては俺はずっと大事なずっと大事な人だから!!!」

 

俺はそれを聞いて初めてりょうの前で涙を流した。

 

最後に握手をして別れた。

 

ちなみに、転勤先について携帯を確認したところ、ヒデと博美ちゃんから大量の電話がかかってきていた。

 

折り返し電話したら、めちゃくちゃ怒られた・・・。

 

りょうと別れるときにひとつ約束した事があって、お互いになにか重要な事があったら必ず連絡することにしようと。

 

彼女、彼氏ができたという報告、結婚したと言う報告はしました。

 

今回突然書き出したのは、先日りょうに3人目の子供ができたことを報告しました。

 

りょうにも3人目の子供ができたと折り返しがきました。

 

急に思い出したので、なんか勢いで書き始めてしまいました。

 

 

 

引用元:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1382784482/

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