女友「彼女いないよね? ならこの子と付き合ってくれない?」男「え?」。全くの初対面の女から告白された本当の理由とは・・・そして、男のアドバイスを受けた女の反応とは・・・

あれは高一の時の秋だった。

 

いちおー進学校に通ってた俺に

 

伝言ゲームな感じで

 

近所にある商業高校の女子から
呼び出しを受けた。

 

口では女なんか要らないと

硬派を気取っていたが

 

トラブル事だと困るんで
嫌々なフリをしながら

 

内心

 

「フラグキター!」
って思い指定されたファミレスに行った。

 

入り口の前にそわそわした感じの
(歳がバレルが)
ルーズソックスを穿いて
スカートの短いコギャルwが2人いた。

 

後の嫁とその友であり

 

嫁は俺の事を知っているようだった。

 

挨拶を終えて店に入り三人で席に座った。

 

俺はワクワク感をクールな表情で隠して

 

可愛い方(友)に向って

 

俺「呼び出したのは

何の用なのでしょうか?」

 

友「俺男君さ、彼女いないよね?
なら嫁子と付き合ってくれない?」

 

嫁とは全くの初対面だったので

 

目が点になりながら嫁を見た。

 

普通なら俺へのラブラブ光線を
出している筈の嫁は

 

俯いたまま何も言わない。

 

照れているのではない

 

むしろ青い顔をしてなんだか辛そうだった。

 

俺「嫁子さんと、

話した記憶すらないんですが、、

いきなりなんで?」

 

友「ほら、そんな暗い顔するから、、」

 

ずっと後で
嫁友からこの時
作戦を替えたと聞かされた

 

「嫁の容姿だと俺すら落とせないと思ったw」と。

 

「実はね」

 

で始まった友の話はこんな感じ

 

①嫁には同じ中学卒業時から
付き合っている彼氏
(俺の高校の部活仲間)がいる。

 

②だけど夏休み位から冷たくなり
最近一方的に別れを告げられた。

 

③どうしても納得できないので
嫁友に相談した。

 

④彼氏と縁りを戻す方法として
その友人=俺と仲良くする、
作戦開始。

 

嫁らは知らなかったが

彼氏はGW明けから

全く別に女がいた。

 

ちんちんかもかもな状況であると
本人が言っていた。

 

イケメンだが男からみて
どちらかというと嫌なタイプの奴だった。

 

そのおこぼれを喜んで頂くほど

人間が出来てなかった。

 

正直、ちっぽけなプライドが傷付いた。

 

俺「そんな理由で

好きでもない相手と付き合えない!」

 

とはっきり断った。

 

すると今まで口を開かず
泣いていた嫁が
こっちを怒りに満ちた目で見て

 

嫁「私だって好きじゃない!」

 

友「…まぁまぁ、付き合っている
フリで良いんだから、」

 

俺&嫁「「嫌だ(よ)」」

 

自分も拒絶したのにも関らず

 

嫁に嫌と言われたのが悔しかった。

 

タラシな男には平気で
股開く馬鹿女のくせに!と。

 

俺「…帰って、良いですよね!」

 

友「…ええ」

 

嫁「卑怯者!そんなんだから
彼女がいないんだ!」

 

友「ちょっと、嫁子!」

 

嫁の言葉に、
凄く納得してしまった俺が居た。

 

ここは俺がこの馬鹿者どもを

教育してやる!と思い直し、

説教した。

 

①男から見れば振った相手が
友人と付き合うのはウザイだけ

 

②そんな簡単な事も間違う嫁は、
きっと男選びでも失敗したはず

 

③その証拠に彼氏に
大切にされてなかった
(具体例を聞き出して)

 

④先ず自分を大切にする、
そうすれば大切にしてくれる人に
出会えるはず。

 

⑤自分の価値を上げる為、
真面目に努力する人が
好きになってもらえる、
俺ならそうだ。

 

友は途中から自分が馬鹿だったって
言って嫁に謝っていた。

 

嫁はをんをん泣いていて

 

時々反論したり頷いたりしてた。

 

論破完了とサディスティックな
冷笑を浴びせ帰ろうとすると

 

友「嫁子さ、俺男君にお礼言おう」

 

嫁は涙を拭きながら大きく頷いて

 

嫁「ありがとう、
絶対振り向いてもらえるように頑張る」

 

↑この時点で

 

「誰に振り向いてもらうつもり?」

 

と疑問に思えなかった。

 

この馬鹿女と結婚するなんて
ちっとも考えなかった、
もっと馬鹿な若い日の俺。

 

そもそも嫁が俺の事を知ったのは

 

当時彼氏のつもりだった

 

俺の部活仲間
(以下イケメン男でイケ男)の応援に

秋の大会を見に来た時だった。

 

俺は一年で唯一試合に出ていたが

 

イケ男は補欠登録

 

それは地力から言えば
当然だったのだが

 

イケ男的には許されなかったようだ。

 

それで関係のある女達には

 

「一年でただ一人試合に出る」

 

と言いながら

 

応援に来るのを拒んでたそうだ
(←嫁証言)。

 

でもその当時

 

イケ男に冷たい扱いを受けていた
理由が分からなかった嫁は

 

試合を見に来てしまい

 

補欠っぷりを馬鹿にされたと
受け取ったイケ男から
完璧に切られてしまったそうだ。

 

で、一緒に試合を見に来てた友子から

 

「俺男と仲良くしてイケ男を刺激したら」
と言われて

 

「初めて」での会話に繋がる。

 

嫁は俺と初めて会話した時に

 

当然俺が嫁と喜んで
付き合うと思ってたらしいw

 

いくらイケ男と復縁すす為とは言え

 

俺と付き合うのは嫌だなって

思ってたらしい。

 

その俺に「嫌だ」と言われた時

 

女の子が苦しんでいるのに

 

助けてくれないなんて
男らしくない、卑怯だ!
って思ったんだって

 

だけれど俺の説教を聞いているうちに

 

もって生まれたスイーツ脳が刺激され

 

段々と「この人は私の事を
大切に思っていてくれるの?」
って認識したらしい。

 

で、最後には自分を高めて
俺に気に入って貰おうと思ったらしい
(嫁二十歳の証言)。

 

今の嫁は

 

「断られたのが癪に障って
見返してやると思った」

 

といっているが

 

一方俺はまだ嫁がイケ男に

未練があると思っていたから

 

嫁が振り向かせようと思っている相手が
まさか自分だとは気付かなかった。

 

変な初対面の後は

 

嫁と友からお誘いが掛かるようになった。

 

で、嫁だけなら行かなかったが

 

好みの容姿の友がいたので

 

お座敷が掛かるたびに

 

クールを装って内心ウキウキで
2人に会いに行った。

 

俺の中での図式は

 

俺 → 友嫁 → イケ男 の 嫁が
お邪魔な感じの3人だったが

 

実際の状況は

 

嫁 → 俺 → 友
の奇妙な三角関係で遊んでた事になる。

 

まぁ、月一回程度の頻度だったけれど、
持続性はあった。

 

高2の夏休み嫁と友から
誘われていって見ると
友の彼氏の大学生を紹介された。

 

この時俺はクールを装っていたが

 

初失恋して動揺してた。

 

そもそも友には元から彼氏がいて

 

俺の事はどうでも良かったそうだ。

 

ただ嫁の気持ちを汲んで

 

俺と逢う機会を作っていた。

 

でも徐々に童貞であるが故の
一途さが出てきた俺から

 

彼氏を出しての
フェイドアウト作戦だった。

 

で、すっかり打ちのめされた俺は

 

「邪魔しちゃ悪いよ」

 

と嫁から言われ

 

ふらふらと嫁に付いて行き

 

初めてのデートをしてしまった。

 

その別れ際に

 

「これからも友達でいいから会おうね」

 

つい承諾してしまった。

 

で、月1の頻度で嫁と

デートする関係になる。

 

別にもてるわけではなかった俺は
2人で会える女の子は嫁のみ

 

だからイケ男のお古と蔑みながら

 

あくまでも性別を超えた友達と
言い訳をしながら

 

女の子と付き合う恩恵を
喜んで受け入れていた。

 

この時点で初めて嫁を見てみると

 

出会った頃とは大違いである事が解った。

 

髪    脱色ウェーブ→黒髪ストレート

 

化粧   濃い目→原則なし

 

制服   着崩し&ミニ&ルーズソックス→清潔感&膝丈&黒タイツ

 

言葉使い 乱暴→女性らしく&丁寧

 

成績   ボチボチ→真面目に勉強
(但し、英語、国語、簿記のみ)
これは全て俺のアドバイスだった。

 

一種の中2病患者だった俺は、
友には何も言わなかったが

 

嫁には童貞的趣味爆発で
自分の趣味を押し付けた。

 

っていうか、
友とのデートの邪魔をしている嫁が
ウザイと思っていたので

 

悪いところを如何にも嫁の将来を
考えているかのように
あげつらってはくさして居ただけだった。

 

2人だけで会うようになると

 

さすがの俺も嫁からの好意に気付いた。

 

それに何時の間にか

 

俺の趣味に合わせて来てた嫁を
可愛い奴と思った。

 

でも、イケ男の中古である事実が
童貞の俺のコンプレックス刺激して

 

友達以上の関係になる事を
拒んでしまった。

 

「男も女も結婚相手以外と

性行為するのは不道徳だ」

 

先に経験して大人になるだろう嫁に
見下されない為に

 

保守的な価値観をさも自分で考え

 

それが正しいかの様に嫁に語っていた。

 

高2のクリスマスの時

 

嫁はお手製のマフラーを

プレゼントしてくれた。

 

高2のバレンタインでは

 

チョコとお手製のベストだった。

 

高3の初夏

 

俺にとって最後の部活の大会には
毎試合応援に来てくれた。

 

(2年の秋に1年に抜かれていたイケ男は
補欠のまま受験勉強を理由にやめていた)

 

そして嫁は日商簿記2級に
受かった事を俺に伝え

 

何故か俺にありがとうと言った。

 

高3の俺の誕生日には

 

ロールケーキを作ってくれた。

 

高3のクリスマスに

 

合格の願掛けしたお守りをくれた。

 

そして英検2級を取った事を俺に伝え

 

泣きながら俺に有難うと言って

 

絶対大学に合格してと励ましてくれた。

 

しばらく受験で会えなかったが

 

国立前期の合格発表に一緒に来てくれた。

 

俺の合格を一緒に喜んでくれた。

 

最後の春休みは毎日のようにあった。

 

順調のように進んでいるが

 

友達としてであった。

 

正直、俺の童貞コンプレックスが
恋人関係になる事を拒んでいた。

 

俺は大学に入学し

 

嫁はバイトしながら
簿記の専門学校に通い始めた。

 

大学入学と同時に
俺はモテ期に入ったようだった

 

何人もの華やかな女性から
アプローチがあり

 

その中で3人と関係を持ち

 

その内の一人、
学年が一つ上の違う学部の人と
付き合うようになった。

 

嫁とはまた月1しか
あわなくなってしまった。

 

嫁はそれでも俺に、
日商簿記一級に受かった事や
TOEICで700点取った事を伝え、
感謝を言葉にした。

 

転機はクリスマスの日におきた、
イブを2人で過ごした

 

彼女のアパートに忘れ物を取りに行くと
知り合いの男が上半身裸でいる所に
かち合ってしまった。

 

ちょっとした修羅場になった

 

当然、彼女の浮気を責めたが

 

彼女は付き合う前に俺が二股を
掛けていた事実を指摘し逆ギレした。

 

当然別れた。

 

もう女はこりごりだと思ったけれど

 

嫁から誘われると人恋しくて

デートをした。

 

そうこうしている内に
また春休みがやってきた。

 

嫁は小さな税理事務所に就職した

 

(優秀だったと結婚退社の時に言われた)。

 

そしてスペックの高いパソコンを
安く手に入れたいと言うので

 

丁度ケースが余ってたから
俺が自作パソコンを
嫁の家で作ってやる事にした。

 

俺「こんにちは」

 

嫁母「あら、いらっしゃい、
私は直ぐに出かけて
6時まで帰って来ないから」

 

嫁「お母さん、変な事言わないでよ」

 

嫁母「どうぞ、若い人だけでごゆっくり」

 

あれって思ったが部屋に入り作業を始めた。

 

初めて入る嫁の部屋は

意外なほど物が無く

片付いており社会人としての

自覚が感じられた。

 

コイツはまた俺より先に
大人になるのかと思った。

 

考えてみれば、
俺は童貞でなくなって嫁と
対等になっていた。

 

また突き放されるのなら、
その前に抱いたって良いんじゃない?
と思った。

 

さっきの嫁母の言葉は気になったが、
どうせ遊びだと思った。

 

俺の作業を覗きこんできた嫁の頬に
キスをした。

 

あっ、と嫁は声をあげこっちを見たので

 

すかさず左手で後頭部を押さえて

 

右手で嫁のあごを軽く掴み接吻をした。

 

ついでべろちゅうもした。

 

嫁は俺のなすがままに
胸や太腿への愛撫に
軽く声を上げるだけで
抵抗をしなかった。

 

行ける!そう思いスカートをたくし上げ、
下着を取ろうとすると

 

嫁「結婚するまではダメ!」
と抵抗した。

 

俺は嫁に拒絶されたのが

 

酷く勘に触った。

 

ビ〇〇の癖にと思った。

 

白けた感じで不貞腐れて
嫁を突き放した。

 

俺「なんだよ、俺の事嫌いなのか?」

 

嫁「好きだよ、
ずっとずっと好きだったよ、
毎日俺男君に相応しい女に
なろうと努力した」

 

俺「なら何でだよ」

 

嫁「だって俺男君、
結婚が決まってないのに
そういうことしちゃ駄目って
言ったじゃん!」

 

確かに童貞時代よく嫁に吹き込んでいた。

 

嫁「遊びでしたら、
価値が下がるって言ったじゃない、
女としても人間としても」

 

俺「…(クソビ〇〇が!)」

 

嫁「俺男君はそんな女とは結婚しないって」

 

俺「…だってお前はもう、
したことあるだろ?」

 

嫁「無いよ、一度も」

 

俺「…イケ男とあるだろ?」

 

嫁「求められたけど、
その時は断ったもん、
怖かったから」

 

俺「?」

 

嫁「疑われるのは仕方が無いけれど、、
本当だもん」

 

何が何だかわからなかった。

 

後から嫁に聞くとイケ男は
自分から告ったのに

 

体しか求めて来なかった。

 

キスと胸までは許したが、
何となく怖くてそれ以上
付き合えなかった。

 

そうしたら、冷たくされた。

 

初彼と結婚する事に憧れてたので

 

遊び人だと思ったがイケ男に
執着してしまった。

 

俺「…(メンドクサイ女)」

 

嫁「一生愛し合うのに、
俺男君に嘘付かないよ、
苦しくなるもん」

 

俺「…今日は止めよう」

 

嫁「え?何で?」

 

俺「嫌なんだろ?」

 

嫁「嫌じゃないよ?」

 

俺「だって、嫌がったじゃん!」

 

嫁「…違うの、順番が逆かなって」

 

俺「はぁ?何」

 

嫁「(赤面)先にプロポーズしてほしいなぁって」

 

俺「…やっぱり、止めよう」

 

嫁「ごめん、続けよ、
私信じてる、
もう俺男君の事疑わない、
だから続けて」

 

女性経験の少なかった俺には

嫁が非処女である証拠は

見付からなかった。

 

痛がって時間がかかったし、
血が出たし、
凄く狭かった。

 

嫁の事を信じる事にした。

 

嫁も俺も相手しか見ない生活になった。

 

刺激は少ないが
落ち着いて安心できる毎日だ。

 

俺は理系だったので大学院までいった。

 

その間家庭教師以外はバイトもせずに
デート代や衣服費は嫁にたかり

 

まるでヒモのような感じだった。

 

そのせいで26で籍を入れた時は

立場が入れ代わり

 

かかあ天下になってた。

 

子供がいる今はさらに暴君度が増し

 

俺の事をアンタと呼びあごで使う。

 

あっちの回数が少ないと
怒り出すから要注意だ。

 

でも布団の中では
今でも受身で俺の言いなり

 

だからおれの精神のバランスは取れる、
単に嫁の性癖だろうがね

 

風呂と便所掃除の後

 

車がないので一週間分の買い物の
荷物持ちとして使われた、、、

 

クズ男です、、、

 

自分で言うのもなんだが、
俺は人より一ミリでも
上に居たい小さい人間で

 

ちっぽけな了見で

周りを見下して生きて来た、

馬鹿男だw

 

そんな馬鹿でも、

自分には嫁が傍に居てくれないと

駄目な事は分かる。

 

実際、実の両親より
俺の事を考えてくれて
俺の為に自分を犠牲にしてくれる。

 

嫁は今2人の子供を育てて
専業主婦しながら

 

医療事務の資格とった。

 

子育てが一段落したら
また働くと言ってくれる。

 

嫁は俺に頼られるのが大好きで

 

何で?って思う位に俺に尽くしてくれる。

 

若い頃

 

「必要なお金は全部私が出すから、
俺男君は勉強だけしてて」って

 

泣きながらお願いされた時

 

こいつメンヘラじゃないかと
思った事もあったw

 

まぁ、俺の浮気防止の為
だったようだけれどw

 

俺は嫁の事を信じると決めた時から

嫁の考えに従う事にしたんだ。

 

嫁は俺と違って
長期的視野にたって
地道な努力が出来る奴だから。

 

俺の小さなプライドとかは
多分幸せな人生には邪魔になる

 

好みとか相性で言えば、
他の選択肢も有ったろうけれど、、

 

今日、スーパーの行き帰りに
咲いている桜を見た時

 

嫁「今年も一緒に桜見れたね」

 

俺「…ああ」

 

嫁「知ってる?一緒に桜が見れた年の方が多いんだよ?」

 

俺「…そうなの?」

 

嫁「後、50回は一緒に見れるよね、約束だよ?」

 

なんていわれたんで、
他の人生は考えない事にするわ

 

子供が寝付いたので
お茶を飲みながら

 

俺「明日桜見に行こうか?」

 

嫁「いいけど、明日雨だよ」

 

俺「そしたら散っちゃうよね」

 

嫁「ここいらの、ソメイヨシノ?
は多分散っちゃうね」

 

一回深呼吸して

 

俺「なぁ、来年はちゃんと見に行こう」

 

嫁「…う、うん」

 

俺「再来年も、その次も、
ずっとずっと一緒に見よう」

 

嫁「そりゃ見るけど、何?」

 

俺「嫁子、結婚してくれて有難う」

 

嫁「…う、うん」

 

俺「俺の事好きでいてくれて有難う」

 

嫁「…別に、、他に居ないから、、
(小声)こっちこそ、感謝してます」

 

俺「愛してます、これからも宜しく」

 

お辞儀

 

嫁「こちらこそ」

 

お辞儀

 

特にその後情熱的な事はなく

 

こんなもんかと思っていたら、
30分程して

 

嫁「ねぇ、何か云い難い、
困った事でもあるの?」

 

心配顔

 

俺「いや違う、嫁子への愛情と
感謝を伝えたいだけ」

 

嫁「ほんとかな?」

 

疑いの眼差し、、

 

俺「疑うなよ、プレゼントでも
買えば良いのか?」

 

嫁は俺の反応を窺がいながら

 

嫁「お金は掛かるけれど、
買えないものなんだけれど、いいかな?」

 

ああ、その時点で気付いた。

 

家の子供は、長男、次男なんだが

 

嫁は娘を欲しがっていた。

 

嫁曰く「体質かなぁ、当たり易い時に
避妊しないのが一番気持ち良くなるの、
キャハ(赤面)」

 

ちっ、家族計画狂っちまったぞw

 

それに嫁のユルユルの中で
終わらすのって時間が掛かるから
しんどいんだw

 

↑30過ぎても自分のソ〇ンを認められない俺w

 

今日雨が降らなかったので、

嫁の実家に家族で行った。

 

嫁の意思は分かった

 

子供達を実家に預けて
二人になりたいんだと。

 

案の定、買い物に行くって
口実で嫁の家の近くにある公園にいった。

 

この公園は高校卒業して直ぐの時に

 

嫁に告白された場所だ。

 

その時の会話はこんな感じ

 

嫁「俺男君は大学生になったら、
素敵な人に沢山出会えて
私の事忘れるんだろうなぁ」

 

俺「そうかも知れないけれど、
それは忘れられるだけの
存在だったんじゃねぇ?」

 

嫁「そうだよね、
俺男君にとっては
私はただの友達だもんね」

 

俺「…嫁子にとってはどうなんだよ?」

 

そわそわ

 

嫁「一生忘れない、
忘れられない大事な人だよ、
大好きだもん」

 

涙目

 

俺「結婚する人が現れるまでじゃねぇ?
そしたら忘れるさ」

 

焦り

 

嫁「…例え他の人と結婚しても
ずっと覚えてるもん、
今の気持ち忘れたくないもん」

 

 

俺「…おい、それは
旦那さんになる人に悪いぞ」

 

逆ギレ気味に

 

嫁「なら俺男君以外とは
誰とも結婚しない!」

 

泣きギレ

 

その後は若い頃の
熱病のようなものだから
きっと忘れられると俺が言うのを、
嫁が何度も否定して

 

大学に行っても

 

「友達として」

 

ずっと付き合うって事で終わった。

 

今でも嫁にあの時は
冷たかったと批難される
お約束な思い出。

 

今日、暖かな陽の中で

桜吹雪を眺めながら

 

嫁「あん時は、
夜だったし寒かったよねぇ」

 

俺「そうだ、自販機でおしること
コーンスープ買ったんだ」

 

嫁と俺はまったりしながら

 

お互いの顔と桜吹雪を交互に
見詰めて笑いあった。

 

自然と手を繋いで
ジンワリ幸せを感じていた。

 

嫁「昨夜ね、結婚してくれて

有難うって言われた後、

どうしたんだろうって思ったんだ」

 

俺「ちょっと言ってみたかっただけ、
意味ないよ」

 

嫁「ほんと?最初は嬉しかったけど、
気付かれたのかなぁって」

 

ええ、まさか嫁が俺に秘密を持っている?

 

ほのぼのムードは一転した

 

動転して裏声になり思わず問い詰めた。

 

この後怒涛の嫁の告白が、、続く

 

俺「何の事だ、浮気か?」

 

嫁「そんなんじゃないよ、
怖い顔しないでよ」

 

しまったという感じ

 

俺「正直に言え、
後で嘘がばれたら離婚だから」

 

嫁「浮気っていえば、
浮気になるのかなぁ?
でも全然、思っているのと違うよ?」

 

俺「…言え!」

 

嫁の二の腕を掴んでいた。

 

嫁「ちゃんと正直に言うから、
落ち着いて聞いて」

 

少々困惑気味

 

話は俺が大学4年生の時に遡る。

 

その当時嫁は税理士事務所に勤めていた。

 

そしてその2年程前から、
あるベンチャー企業を担当していた。

 

十歳ほど年上のその会社の社長は、
嫁と出合った時から
嫁を気に入ったそうだ。

 

嫁「最初はね、きっと何時もの様に
身体目当てだと思ったんだ」

 

嫁は顔も普通で手足とかも短いが

胸が大きい。

 

中学の頃からDあって

 

高校時代はE、
その当時はFだったと思う。

 

話は脱線するが

 

若かった頃の嫁には何時も
身体目当てで声を掛ける男がいた。

 

自分でも胸を強調する服装を好んでたし、、

 

高校時代の童貞の俺には、
そういうのをもてると
勘違いしてた嫁を許せなかった。

 

俺「どんな男もお前の目を見ないで
胸を見て話す、中身が無いからだ」

 

とか言って嫁を嫁を泣かせた。

 

その後何故か嫁は自分の巨乳が
コンプレックスになり

 

それを隠すような装いをして、
そっちに目が行く男は
軽蔑するようになった。

 

話を戻して

 

嫁「でもお客さんだから
適当にあしらっていたんだ」

 

しかし、彼の会社は倍倍で大きくなって

 

嫁を経理担当役員として
引き抜きたいとなった。

 

嫁「でも、どう考えてもそれって
愛人になれって事だから断ったんだ」

 

そうしたら今度は、
結婚を前提に付き合ってくれ
って言われたそうだ。

 

嫁「その頃、俺男は研究室だ、
バイトだっていって
直ぐ会ってくれなかったし」

 

何となく結婚を前提で付き合っていたけれど

 

嫁「そういうのは全て
就職してからだって
真面目に人の話
聞いてくれなかったし」

 

社長はイケメンだし、
お金持ちだし、
何より嫁の経理能力を評価してくれて

 

嫁「何度も助けられた、
君が必要なんだって
言われた時は気持ちがぐらついたんだ」

 

俺は嫁の事をセ○○スする以外
必要とする事があるのかな?
と悩んでたそうだw

 

嫁「でもちゃんと断ったんだよ、
その時にも話したよね?」

 

確かに聞いていた、

でもこんな感じだったと思う。

 

嫁「この前お客さんとお昼食べてた時、
プロポーズされちゃった」

 

嫌そうな感じで

 

俺「えー、何それ、どんな人?」

 

嫁「3X歳の小父さん、
もう禿上がってきてるから、
堪忍してって感じww」

 

笑い

 

俺「ふーん、キモイ奴?」

 

嫁「その歳まで独身だよ、
キモイに決まってるじゃん!」

 

爆笑

 

全然違うだろが!

 

嫁は自分は彼氏(=俺)持ちで、
その人が就職したら
結婚するつもりである

 

高校生の頃から付き合っていて

 

彼のいない人生は
考えられないと言ったそうだ。

 

そしたら、社長から自分とも付き合って
どっちが良いか
判断してくれって言われたらしい。

 

嫁「そうしようかと思ったんだけれど、
私の事信じていてくれる人を裏切れない」

 

っと思って断ったそうだ、
勤め先にもその事を言って
担当を代えて下さいと頼んだんだと

 

その後社長から、
私事を仕事に持ち込んで
悪かったと謝罪され

 

再度担当したらしい。

 

嫁「一緒に食事をする位は
前と同じであったけれど、
口説かれはしなかった」
らしい。

 

でも俺達が結婚する時に

 

「もう一度考え直してくれませんか?」

 

と言われたそうだ。

 

嫁はきっぱり断ったといってる。

 

社長が結婚したのはその後。

 

俺が半分確信しながら

 

本当は浮気してたんだろう?
と責めると

 

嫁「する訳ないじゃん、
キャバクラやもっと怪しい風俗店の
領収書を私はみてたんだよ」

 

遊び人は自分の敵だと思っていた嫁は、
コイツとは肌を合わせたくない
って思ったらしい。

 

嫁「その頃は、まさかアンタが
他の女と経験あったなんて
知らなかったし、、」

 

嫁怒り顔。

 

俺が自分の過去を
嫁に白状したのは式が終わって、
一緒に住んだ後、籍を入れる前。

 

嫁が一日泣きながら
部屋に拭き篭ったのを思い出すw

 

で、話は随分あっちこっちに行ったけれど

 

昨夜から嫁がばれたと
思って不安だった事だが

 

嫁「最近、下の子も手が
掛からなくなったから、
ふと家事の合間に思い出すの」

 

俺「はぁ?」

 

嫁「だから社長の事を」

 

俺「お前、まさか?」

 

嫁「あ、誤解しないで
連絡なんか取ってないし、
そもそも愛情なんてさらさらなし」

 

俺「ならなんで思い出すんだよ」

 

嫁「あっちの人生を歩んだら
もしかしたら
もっと幸せだったのかなぁーって」

 

俺は二の句が継げなかった。

 

確かに気持ちの上では
確実に嫁は浮気していた。

 

俺「…後悔してたのか?」

 

嫁「ううん、違う。
でも思い出すのって
失礼だって思ってたんだ」

 

俺「…」

 

嫁「昨日、有難うって言われた時、
きっと気付かれたと思ったの」

 

俺「で、なんだよ」

 

嫁「まだ、好き?」

 

嫁は不安げに聞いてきた。

 

俺は何もいえなかった。

 

桜吹雪が綺麗だった。

 

二人はベンチに腰掛けた。

 

俺は嫁の肩を抱き寄せ

 

ずっと何も言えず

 

それを見ていた。

 

嫁は涙目のまま不貞腐れて
口を尖らせて

 

脚をぶらぶらさせていた。

 

どちらも相手の出方を
待ってるかの様で

 

実はそんな時間が
嬉しかったのかもしれない。

 

嫁母からの携帯がなった。

 

日常に引き戻されて

 

実家に戻り子供達を連れて
家に帰ってきた。

 

帰り道

 

俺「男女生み分けって出来るの?」

 

嫁「ネットで調べておくわ」

 

簡単な会話で子作りはする方向で
話はまとまった。

 

おわり

 

 

 

引用元:

結婚に至った過程を思い出して語るスレ 2

http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1260104723/

【集え】妻に「愛してる」と言ってみるスレ29【勇者】

http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1270983572/

 

 


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