【俺の知らない妻】俺「娘のDNA検査をやってもらおうと思う」妻「!?」。妻が検査を拒む衝撃的すぎる内容とは・・・そして、男の人生を取り返す為、妻に驚くべき提案を・・・・

数年前

 

俺が小6の娘に
DNA検査をやった時の理由として

 

「最近俺の父方の親戚で
遺伝性の病気になった人がいる。
俺も血縁上の繋がりがあるので、
正直怖い。
幸い、知り合いの会社で(DNA)検査を
やってくれるところがあるので
頼もうと思っている。
何かあった場合、
今後の心構えも準備もできる。
協力してくれ。」

 

そう言って娘の口の中をグリグリした。

 

案の定

 

後日、その話を聞いた嫁は大激怒。

 

何でそんなことする必要があるの?ってね。

 

さらに

 

「検査キットは人数分貰ってるから

お前もやってみるか?

最近は(DNA)検査で

“なりやすい”病気も

分かるみたいだし。

あ、そうだ。

ついでに親子鑑定も

やってもらおうかな?

娘ももうすぐ思春期だし、

『お前なんか父じゃない!』

なんて言われたときに、鑑定書出して

『そんなこと言ったってDNAでは繋がってるんだよw』

って言ってやるんだ。」

 

と笑って言った。

 

対して嫁はまさに顔面蒼白。

 

追い打ちをかけるようにその場で

 

電話かけた(ふりをした)。

 

「あ~○○?この前送った俺と娘の検体ね、ついでに親子鑑定って出来る?うん、じゃあ、お願いします。」

 

無言で俺の書斎を出ていく嫁を見ながら

 

「おい、どうした?嫁」

 

と声を掛けるも、
内心は勝利の雄叫びをあげていた。

 

スペック

 

俺  40代 会社員(課長代理)

 

嫁  30代 専業主婦

 

間男 40代 俺の直属の上司(課長)

 

 

 

その他、経緯と状況説明

 

俺(営業)と嫁(元総合職)は、
年は違うが同期入社

 

間男は、入社当時の嫁の上司

 

間男が俺の部署に異動した際、
嫁を紹介され交際→結婚

 

勤務を続けていた嫁は、
妊娠発覚後に退社。

 

長女出産。

 

産後、娘を保育所に入れて、
嫁は職場復帰。

 

秘書課に配属され、
常務の秘書を数年務めていたが

 

義両親の事故での訃報をきっかけに
一年前に退社→専業主婦に

 

発覚のきっかけは誤爆メール。

 

内容以下

 

「もう私の中では終わったことです。二度と連絡しないでください。」

 

学生時代の元彼と偶然会ってしつこくて。

 

と言い訳した嫁。

 

その場はスルー。

 

後日

 

気になって嫁の携帯を確認すると

 

メールの隠しフォルダを発見。

 

現在進行形ではないものの

 

約一年前まで浮気していたことがわかる。

 

ついでに一粒種の長女が間男の種だというのが確定。

 

俺、激オコ。

 

嫁と間男をどうやって

 

地獄に叩き落とすか?

 

それしか考えてなかった。

 

その後、嫁に呼び出され、過去の浮気を告白。

 

謝罪を受ける。

 

同時に十数冊の手帳とUSBメモリー、

印刷されたプリントを受け取る。

 

間男とは入社直後から関係があり、

完全な主従関係を結んでいた。

 

間男に怪しまれた際に

俺に嫁をあてがい

そのまま結婚させる。

 

それすらも命令の一環であったと自白。

 

何も知らない俺、脳内お花畑。

 

長女の托卵も間男指示。

 

やっぱり俺、気付かず。

 

その後

 

間男の叔父である常務に嫁を提供。

 

嫁は命令通り受け入れる。

 

調子に乗った間男、営業得意先にも嫁提供。

 

これも嫁は受け入れる。

 

あろうことか常務派の結束を高めるため

社員にも嫁提供。

 

これも命令。

 

この辺で怒りがぶっ飛んで

賢者モードの俺、冷静に事情聴取を進める。

 

複数行為、

 

2穴行為、

 

ハプバーetc…

 

聞くたびに冷静さを深める俺。

 

とどめに出産後から発覚前までに

 

三回の堕胎(種間男)を告白。

 

最後に自然妊娠はもう難しいと言われたそうだ。

 

余りの衝撃に怒りの精霊フューリーが完全に消え去り

 

俺ある意味壊れる。

 

手帳には関係した日付と関係者の名前

 

回数等が記載。

 

メモリーにはその際の画像

 

動画、間男他とのメールと印刷物のデータが。

 

印刷物は関係者の氏名や職場

 

関係回数などが記載されたリストだった。

 

関係を切った時

 

俺に発覚した場合に
証拠として渡すつもりで用意していた。

 

不貞裁判でも証言台に立つと言い

 

この品を証拠として提出して構わない。

 

嫁からの慰謝料として

義両親の遺産、嫁相続分の全て(8桁)を渡す。

 

渡した上で、嫁の望みは再構築。

 

俺が今後浮気しようが仕事しなくてもいい。

 

その分嫁が稼ぐ(稼げる資格持ち)し

 

一生俺を愛し続けるという…。

 

間男との関係を切ったのは、

義両親の葬儀後

 

遺産目当ての親族会議の際

 

俺が嫁と義妹の盾となって
守った時に俺に対し

 

「申し訳ない」と思ったのが

 

きっかけで、俺に対する罪悪感が膨らんでいき

 

同時に間男に対する嫌悪感が増していった。

 

最終的に間男と俺への感情が裏返った形らしい。

 

裏切りの事実は自分の口から言うと決めてはいたが

 

出来る事なら墓場まで持っていきたい。

 

でも、先に問いただされたときは全てを伝えた上で

 

全ての判断を俺に委ねようと決めていたとのこと。

 

怒りを忘れた俺はとりあえず

 

丁度、夏休みに入った娘を義妹に預ける事を指示。

 

週末だった為

 

俺は自宅に残り証拠品の確認を行い

 

嫁と娘が義妹の元に。

 

証拠の確認をしていても

 

映像に映っているのが、
嫁と認識出来ているのだが

 

普通のエロ動画を見てる感覚で吐き気は無かったが

 

その日は何故か深酒した。

 

翌昼

 

義妹から

 

「全て聞いた。暫く娘は預かる。姉を宜しく。」

 

と連絡が。

 

丁度嫁が帰宅し

 

今後の事を話し合うつもりでいたが俺が酩酊状態の為

 

勢いで

 

「映像にあったことを俺にもやってみろ」

 

的な暴言を吐く。

 

嫁はそのまま外出し

 

俺は暴言に反省しつつ二度寝。

 

約半刻後に嫁帰宅。

 

嫁の手には”ド○キ”の袋が。

 

俺にも準備してと渡されたのが”イチジク”。

 

俺は、自らの暴言に恐怖した。

 

話し合いの結果、

 

俺に怒りの感情が無いとしても

 

このままというのは嫌。

 

只、この爆弾を炸裂させたら

 

常務派も取引先も吹っ飛び会社もヤバい事になる。

 

とりあえず内密に社長にアポを取るため

 

同期の社長秘書Aを召喚する。

 

Aは入社以来の嫁の親友であり

 

結婚前の俺の元セフレでもある。

 

(嫁既知、結婚後の関係は無い)

 

A召喚時に俺を巡ってすったもんだがあったが

 

社長へのアポ取りは成功。

 

娘が夏休みの間に対外的なケリをつける事で嫁と合意。

 

Aにも協力を要請。

 

快諾。

 

後日

 

社長との面談に個室の和食屋を用意し

 

俺、嫁、Aが同席。

 

社長に今回の面談に対し謝意を述べた後

 

事情経緯を嫁から説明。

 

Aから大まかな内容は、

聞いていた社長も元常務秘書の告白に!?状態。

 

一通り聞いた社長が沈黙の後

 

常務派のクーデターの噂があると暴露。

 

おそらく三週間後の定例取締役会で

起こすのではないかと思われる。

 

社長も動いてはいるが

 

いかんせん常務派が多数を占める状態では厳しい。

 

ただ、それよりも俺が常務派で

無かった事の方に驚きがあると言われた。

 

逆に社長から常務派一掃の協力要請をされ

 

事後のポストも確約すると言われたが

 

俺は協力は惜しまないが

 

事後のポストの件は固辞した。

 

元々営業畑出身の常務なので

 

営業部の役職ほぼ全てが
常務派で占められていた。

 

常務派の一掃とは
営業部の一掃と同意であることから

 

その対応に腐心していると

 

Aが策を提案し、社長も同意した。

 

その場である程度のプランとスケジュールを決め

 

その日は解散。

 

俺は社長の直通携帯番号とアドレスをGETし

 

今後の連絡を待つことに。

 

次の日から早速行動に移した。

 

まずは常務派担当の取引先に向かい

 

証拠にあった担当者と面談。

 

証拠の一部を開示して
俺の指示通り動く事を約束させ

 

他言無用及び
常務派との業務以外の連絡を禁止させた。

 

五日程掛かったが、

常務派担当の全ての取引先の根回しを終了した。

 

その間、もう一つの営業二課の課長も常務派の為

 

俺の腹心である
B係長が大きな商談を成功させたとして

 

二課長補佐として社長にねじ込んでもらい

 

二課の現況を三日で把握するよう指示した。

 

あらかじめB(イケメン)には、

ある程度の事情を説明し協力を仰いだ。

 

B(高学歴高身長)は叙○苑食べ放題を要求し

 

二日で課内を掌握した。

 

後にBに聞いたが、

 

間男から相手は教えて貰えなかったが

 

行為付きの接待の誘いは何回もあったそうだ。

 

B(全てのスキル高い)はその度に断っていて

 

そのうち呼ばれなくなったらしい。

 

理由がある。

 

社内で知ってるのは俺と嫁だけだが、Bは男色。

 

(理想の人:俺)

 

半年前、俺の家で呑んだ際にカミングアウトして

 

一晩だけでいいから俺を貸してくれと
嫁に土下座した。

 

嫁は即却下したが、

これを機に俺を好きな者同士の友情が芽生えたと言っていた。

 

とりあえず、

これで現場レベルでの混乱は避けられる目途が立ったので

 

次は社長に出陣して貰い、
渉外のお偉いさん対策を進めた。

 

それでもやることは同じで

 

全ての根回しが終わったのは、

取締役会の一週間前だった。

 

取締役会が水曜日に迫った週明けの月曜

 

朝一から営業部は、
取引先からのクレームの電話が鳴り響いた。

 

もちろん、その担当は常務派の奴らのみ。

 

いちゃもんでもいいからクレームを入れて

 

取引停止を匂わせろと
根回しした奴らに指示した結果だった。

 

常務派の奴らが全て出払った後

 

残った約1/3の営業部の人間を集め

 

俺とBから、
奴らがクレーム処理出来ない場合は

 

俺とBで全て対応するからフォローを頼む。

 

と言い、残った奴らの士気を高めた。

 

午後からポツリポツリと常務派の人間が帰社したが

 

皆一様に落ち込んでおり目を腫らしている奴もいた。

 

当然随行した間男、二課長も同様で、部長

 

常務に至っては会ってさえ貰えない状況だったらしい。

 

まぁ、これも指示のうちなのだが。

 

俺とBは両課長に

クレームがあった取引先のリストを

その日のうちに出させて

 

翌日より二人で謝罪行脚(のふり)。

 

取引額の少ない所から順にクレームを取り下げさせ

 

俺らの誠意は伝わったが

 

今までの担当者とは付き合えないと言わせた。

 

帰社すると、

椅子にふんぞり返った間男と二課長が

 

何故額の大きい所に行かない?

 

と文句を言った(予想済み)ので

 

俺達は部下のフォローで現状手が回りません。

 

使えない上司のフォローまでは出来ません。

 

自己責任でしょう?と言ったら

 

二人とも火病って、
今の言葉忘れるなよと捨て台詞を吐き、
出ていった。

 

五分後、内線が鳴った。

 

部長からの呼び出しで、Bも呼び出された。

 

部屋に行くと両課長がおり

内容は案の定

 

先の発言への注意と
今回のクレーム対応の全責任を
俺とBが負って処理するようにとの
お達しだった。

 

冗談じゃない。

 

部下のフォローで

 

…と演技した後

 

自分らで出来ないなら
出来ないと言ってください。

 

と油を注ぎ、いいだけ火病らせた後

 

分かりました

 

と言って部長室を出た。

 

運命の水曜日

 

出社後すぐにBと共に謝罪行脚に出かけたフリをして

 

10時から行われる
取締役会の会議場脇の部屋で時間を潰した。

 

取締役会が始まりしばらくすると

 

Aが俺たちを会議室の前まで誘導した。

 

Aが議場に入ったタイミングで

 

社長が緊急議題として営業部の大量クレームの件を挙げ

 

常務に答えを求めた。

 

末端ではあるが取締役でもある部長が

 

その件は俺とBに一任したと報告した。

 

では、直接聞いてみようと社長が言い

 

Aが俺たちを議場へ入れた。

 

動揺する部長と常務、処理はどうなってる?

 

と聞かれたのでこう答えた。

 

常務及び常務派の役員、

営業部長、両営業課長と

各担当社員の退職を条件に

クレームを取り下げて頂きました。

 

当然、火病る部長と常務派の役員

 

だが常務は目を瞑って沈黙を守っていた。

 

…そういうことか、俺君。

 

常務はそう言うと俺の目を見て立ち上がった。

 

部長、もういい。

 

それが条件なら私は退陣しよう。

 

すまないが、皆も頼む。

 

そう言って常務は歩き始め

 

社長に深々と頭を下げた後

 

入り口付近に立つ

 

俺に擦違い様、すまなかったと言って肩を叩き議場を後にした。

 

つられて退場する常務派の役員たち。

 

一様に俺の顔を睨みつつ退場していった。

 

最後に部長が退場し

 

お前、いったい何をした?

 

と胸倉を掴んできたので

 

まだ分からないんですか?

 

今回のクレームを出した取引先、

 

担当している常務派の社員と役員、

 

そしてこの場に俺が居る。

 

それがどういう事か?

 

それでも分からないならあんたも相当の使えない人間だよ。

 

部長は声を挙げようとして止まり

 

目を見開いて…嫁か?

 

と答えた。

 

これとは別に、皆さんにも責任は取ってもらいますよ。

 

と言って俺は、部長を振りほどいた。

 

うなだれて退出していく部長の後姿を見ても

 

何も感じられなかった。

 

Aに声をかけられ

 

我に返った俺は退出の挨拶をし議場に背を向けた。

 

退出中

 

俺に社長室で待つように言われ

 

Bと別れ、Aと共に社長室に入った。

 

しばらくして社長が戻り

 

今回の件での俺らの労をねぎらう言葉を言った。

 

常務派の奴らは今月一杯

 

引継等の処理を行った後に

 

退職か片道切符の転勤又は出向するらしい。

 

今夜、席を設けたので4人、いや5人で集まろう。

 

と言われ社長室を後にした。

 

自席に戻る途中

 

常務派の連中から恨みたっぷりの目で見られた。

 

二課長は茫然として天井を眺め

 

その脇でBが淡々と業務をこなしていた。

 

間男は俺の顔を見るなり

 

元々俺のモノだったのにと殴り掛かられ

 

馬乗りになって

 

お前のせいでと何度も言いながら俺を殴り続け

 

何も知らない社員たちと
Bに止められていた。

 

殴られている間も

 

痛みは感じたが怒りは沸いてこなかった。

 

この後どうするのかな…

 

そんな事を考えていたと思う。

 

間男と引き離された後

 

部内にやってきた常務に見られ、

 

顔も服もボロボロだった俺に、

 

常務の公用車で病院に行きそのまま早退するよう告げられた。

 

病院で全治1週間の診断書を貰い、

 

自宅に戻ると俺の顔を見るなり、

 

嫁がごめんなさいと連呼して泣き崩れた。

 

その脇を通り、少し横になると言い

 

俺は寝室で横になった。

 

電話の音で目が覚めた。

 

社長からだった。

 

大変だったな。

 

今日は中止にすると言われたので
いえ、行きます。

 

と返事をした。

 

夏休み終了まで、あと二週間を切っていた。

 

寝ている間

 

嫁が顔を冷やし続けてくれたようで

 

顔の腫れは幾分マシになっていた。

 

出かける用意をするように嫁に伝えるためリビングに行くと

 

既に準備を終えている嫁がいた。

 

俺の着替えも用意されていた。

 

迎えに来た社長の公用車に乗り込み会席の場へと向かった。

 

部屋に入ると既に社長、A、Bが座っていた。

 

遅れてすみませんと詫びを入れ

 

Aには男前になったねと毒を吐かれた。

 

雑談の後、俺は社長に退職願を出した。

 

退職願は受理され

 

俺は今月いっぱい
有給消化をしてからの退職となり

 

一課の業務を全てBに預けてしまうこととなった。

 

Bは何とかなると言ったが

 

落ち着いてからネズミーランドで
俺とのデートを要求し、嫁が受理した。

 

俺が口を挟む余地は無かった。

 

社長から、個人的にどうするつもりだ?と聞かれたので

 

決めていないと答えると

 

社長の声と共に奥の部屋から若い男が入ってきた。

 

聞くと弁護士で、社長の縁戚に当たるそうだ。

 

費用は社長が持つので、
遠慮なく使えとの言葉を頂いた。

 

せめてもの労いだそうだ。

 

弁護士から名刺を頂き

 

その場は解散となった。

 

帰りの車内、嫁は一言も発せず真直ぐ前を向いていた。

 

翌日

 

頂いた名刺の事務所へ向かい

 

弁護士と打ち合わせした。

 

リストの写しを渡し

 

内容証明を送ってもらう事とした。

 

内容は取引先及び間男以外の社員は

行為一回につき迷惑料として十万とした。

 

吉○で遊ぶよりは割高であろうという事で。

 

ただ、相手の家庭に分からないような配慮をするようにも依頼した。

 

間男に関してはまだ決めかねていたが

 

婚姻(浮気)期間×50万+娘の養育費を

 

月5万×12年+傷害の慰謝料130万で

 

合計1500万を出すことにした。

 

夏休み終了まであと8日

 

弁護士から間男以外の迷惑料の振込が
完了したとの連絡があった。

 

残るは間男、あれからひっきりなしに
俺や嫁の携帯に連絡があったが
無視していたため

 

弁護士に裁判だと恫喝したかと思えば

 

減額要請の泣き落としがあったりと
不安定な状態だったらしい。

 

そろそろ間男と直接対決か…と思っていた時

 

弁護士から間男の件ですが…と言われ

 

一度嫁と事務所に来てくれと言われた。

 

前日

 

間男と常務が弁護士事務所に来て

 

内容証明に従い現金を持ってきたそうだ。

 

その他に常務から見舞金として計2000万を置いていった。

 

常務は退社して飛行機の距離の実家の家業を手伝うらしく

 

縁戚の間男達も一緒に連れていくそうだ。

 

間男は最後まで謝罪をせず消えていく事になりそうだが

 

常務からは封書を預かった。

 

中身は私が確認しておりますと

 

弁護士から開封済みの封書を渡された。

 

中身は丁寧な謝罪と、

元々嫁に対し好意を抱いていたこと

 

間男に嫁を宛がわれた時に

 

いけない事だとは解っていたが
元々の好意もあって自分を止められなかった事

 

俺に対して罪悪感もあり優先的に昇進をさせていた事

 

間男に心酔して操られる嫁を憐れんでいた事

 

嫁が間男からの呪縛から解放された時に安堵した事

 

でも関係が切れるのが嫌で何度も嫁に連絡してしまった事

 

この件が俺に発覚し、嫁が一人になった際、鰥夫である常務が引き取るつもりであった事

 

間男分の金は常務が間男への借用書を書かせており

 

常務側で処理するので忌憚無く受け取ってほしい

 

最後に会社の事をよろしく頼む。

 

と書かれていた。

この紙を嫁に見せるかを一瞬躊躇したが

 

見せる事にした。

 

嫁は途中から涙を浮かべ

 

常務からの好意は気付いていた。

 

だが間男への服従心から無視していた。

 

業務中や出張などでは一切触れて来ず紳士的だった。

 

間男の命令で抱かれようとしても

 

ほぼ断られていた事などを懐かしむように言った。

 

嫁が落ち着くのを待ち席を立とうとすると

 

最後は私の番ですね。

 

と嫁が言った。

 

そうだな。

 

と返し、帰路に着いた。

 

 

AとBを近くのファミレスに呼び出し

 

用紙数枚に署名してもらった。

 

帰宅後

 

嫁だけケジメをつけない訳にはいかない。

 

と緑の紙を出した。

 

証人欄にはAとBの名前がある。

 

…解りました。

 

と嫁は躊躇なく名前を書いた。

 

覚悟を決めていたようだ。

 

明日、朝一で一緒に出しに行くので

出かける準備をしておくよう指示した。

 

何も言わず嫁は頷くだけだった。

 

俺は寝室へ向かった。

 

暫くすると嫁が来て、最後に…と肌を寄せてきた。

 

俺はそれに応えた。

 

朝、区役所の始業時間に合わせ緑の紙を一緒に提出した。

 

受付には知人がいたため、

何度か念を押されたが

 

そのまま提出した。

 

提出後嫁に、

今日は一日付き合ってくれと言い、区役所を出た。

 

その足で映画館に入った。

 

その後少々お高い蕎麦を食べ、
水族館へ向かった。

 

嫁も途中で気付いたようで、

開き直ったかのように楽しんでいた。

 

最後に喫茶店に入った。

 

ブレンドとカフェオレをメニューを見ずに注文した。

 

頼んだメニューまで…。

 

と嫁が呟いた。

 

そうだな。

 

と答え、嫁と歩んだ13年間の事を反芻していた。

 

此処で…ですよね。

 

プロポーズしてくれたのは?嫁も覚えていた。

 

俺は答えなかった。

 

この13年間、そのほとんどの時間、嫁は俺の妻では
なかった。

 

裏切りの象徴でもある娘もいる。

 

でも、怒りが湧いてこない。

 

俺自身の答えはとうに出ていた。

 

緑紙を出したのも俺自身のケジメだった。

 

ありがとう。最後に楽しい思い出をありがとうございます。

 

でも、俺さんちょっと酷いです。

 

最後のデートコースがプロポーズの時のコースだなんて。

 

あぁ、俺自身に対するケジメだったからな。

 

そう言って俺は嫁の前に赤い紙を広げた。

 

結婚してくれないか?

 

そう言うと嫁は、何故?

なんで?どうして?

 

と狼狽え、私にはそんな資格がありません。

 

と言いながら涙を流した。

 

正直、嫁にも、間男にも、全てに対して怒りが湧いてこない。

 

嫌悪感も無い。

 

許す、許さないじゃなくて、
気にならないんだ。

 

今までの事もこうした方が一般的だよな?

 

なんて考えた末の行動だ。

 

常務からの手紙も何も感じなかった。

 

見せるべきかどうか?

 

それだけだ。

 

世間の常識から言えば

 

嫁からも慰謝料を取って離婚して娘の籍も抜いて

 

新しい、裏切らない女を探すべきなんだろう。

 

ただ、俺に怒りの感情が戻った時

 

誰がそれを受け止めるんだ?

 

怒りを向ける相手に連絡もつけられないで

 

俺にどうしろと言うんだ?

 

湧き上がってしまった怒りを、

俺一人の中で消化できるとは到底思えない。

 

だから、嫁に傍にいてほしい。

 

いつDVするかわからない男の傍に。

 

俺を壊した責任をこの紙と共に取って欲しい。

 

嫁は何度も頷き、赤い紙に署名捺印した。

 

証人欄にはAとBの名前がある。

 

時間は16時半をまわっていた。

 

俺は泣き止まない嫁を促し、
区役所へと向かった。

 

受付には知人がいた。

 

何も言わずに赤い紙を提出すると、
笑顔でおめでとうございます。

 

と言って緑の紙を返却してくれた。

 

知人には無理を言って

 

終業時間を越えてから緑紙を処理をしてくれるよう頼んでいた。

 

こちらこそありがとう。

 

と言い、嫁の目の前で両方の紙を破り捨てた。

 

帰路で、嫁が本当にいいのですか?

と聞いてきた。

 

元高級風俗嬢のコブ付女と再婚したと思うようにする。と返した。

 

また暴言を吐いてしまったと反省した。

 

ではこれからは元風俗嬢のサービスを精一杯させていただきます。と返された。

 

俺は、自らの暴言に恐怖した。

 

翌朝、義妹の処へ二人で向かった。

 

小麦色に日焼けした娘がいた。

 

俺が娘と話している間、

嫁と義妹で何か話し込んでいた。

 

その時社長から、

10時に一番いいスーツを着て

社長室に来いと連絡があった。

 

帰り際、義妹からは何度も頭を下げられ

 

義妹宅を後にした。

 

娘からは楽しい思い出話が途切れなく溢れてきた。

 

だが、娘にはこれから地獄が待っている。

 

夏休みの宿題を持たせるのを忘れていたから。

 

翌日

 

一番いいスーツを着て社長室に行くと

 

残った取締役の面々とA、そしてBと世話になった弁護士もいた。

 

何事か?と思っていると、俺君、前へ。

 

と促され、Aから紙を受け取った社長が

 

俺君を常務取締役に任ずる。

 

はいぃぃぃ?と大きく間抜けた声をあげてしまった。

 

Aに早く下がってと言われ、

 

訳のわからないまま後ろに下がると、B君、前へ。

 

B君を取締役営業部長に任ずる。

 

また俺は声をあげてしまった。

 

ちょっと待て、Bの昇進は飛び過ぎだが理解は出来る。

 

が、俺は退職届を出した。

 

なのに…って…あっ、やられた。と思った。

 

考え込んでるうちに

俺にとってのサプライズセレモニーは終わり

 

社長室には
社長とA、Bと弁護士と俺が残った。

 

社長、どういう事ですか?と尋ねると

 

遮るように弁護士が口を挟んだ。

 

実は常務の、いえ、元常務から

俺さんへ社株を譲渡するよう

手続きを依頼されました。

 

手続きは終わっており、
諸経費については
俺さんから預かっている迷惑料から支払っております。

 

俺さんの持ち株比率は10.4%となりますので、常務取締役として何ら問題はありません。

 

何を勝手にしているんですか?と弁護士に問い詰めると

 

隣でにやけていた社長が笑い出した。

 

俺君、諦めろ。

 

私に退職願を出した時点で絵は出来ていた。

 

社を退職して貰わんと役員に出来ないだろ?

 

それに、先に常務から株の譲渡の件で相談があったからな。

 

常務は俺君に譲渡しないか?

 

と言ったら二つ返事で了承したよ。

 

経費も自分で払うとまで言ってね。

 

後はB君が混乱を収めつつ

 

営業部の統合を図って空いたポストに就いて貰っただけ。

 

俺君が居なくてスムーズに事が運んだよ。

 

Bも薄々は感づいていたようだ。

 

元々営業部自体が飽和状態だったことは否めない。

 

常務派のクーデターを阻止し

 

併せて一気にリストラを進めた形という事は社長にとっては一石二鳥どころの話ではないって事か?

 

何だか考えるのが面倒になり、分かりましたと答えた。

 

辞令の交付日は来月一日だ。

 

それまでにもう少しいいスーツを揃えておけと社長が言い

 

ついでだから秘書も紹介しておこうとAに合図をした。

 

どうぞ。

 

とAが招いたのは真新しいスーツに身を包んだ嫁だった。

 

常務、来月からよろしくお願いします。

 

…ここまで描いてたんですか?

 

俺は社長に溜息交じりに尋ねた。

 

これじゃ、余りに公私混同になりませんか?

 

嫁、娘はどうするんだ?

 

共働きしていた頃に戻るだけです。

 

それに、この一年で娘は家事全般を覚えましたよ。

 

家に帰れば娘の手料理が私たちを待っています。

 

それに、傍にいてくれと仰ったのはあなたじゃないですか?

 

一瞬、娘の手料理は魅力的だと

思ってしまった時点で、

俺の負けは確定した。

 

俺は起立して、改めて社長に、今後とも宜しくお願い致します。

 

と頭を下げた。

 

慌てて嫁も俺の後ろに並び、頭を下げていた。

 

ね。私の描いた絵の通りになったでしょ?とAが言った。

 

そうだな。流石、俺の姪だ。

 

と社長が言った。

 

帰り際、来月行きますよ。とBが言った。

 

わかった。と言って会社を後にした。

 

会社を出ると、蒼い空に入道雲が天高く伸びていた。

 

飯でも食べて帰るか?と言うと、

初めて嫁が腕を組んできた。

 

お蕎麦がいいです。

 

嫁は左下から俺を見上げながら言った。

 

俺は先日の蕎麦屋へと足を向けた。

 

最後に、少々後日談を。

 

半年後、AとBが結婚すると言い俺らが仲人。

 

俺と同じマンションに引っ越してくる。

 

AとB、世間体のための偽装結婚だったが

 

1年後、周囲の子供産め攻撃に耐えられなくなる。

 

AB俺嫁で協議の末、Aは俺の子を出産。

 

嫁も不妊治療の末出産。

 

俺はBと一晩だけ付き合う。

 

高校入学前に娘は嫁から血縁の事実を通告され

 

3日ほど部屋に引きこもる。

 

俺空気。

 

その後、俺へのスキンシップが徐々に多くなる事に

 

嫁困惑

 

俺ドキドキ。

 

高校卒業後

 

嫁に娘が、パパをください。

 

と宣戦布告。

 

嫁激怒、俺空気。

ママはパパを裏切ってたけど、私は裏切ったことが無い。

 

と言われ、嫁号泣、俺空気。

 

俺がそういう対象には見れないと諭すも

 

娘引かず。

 

嫁困惑、俺困惑。

 

そう言っていた半年後

 

娘が彼氏を連れて家に来る。

 

嫁歓喜、俺困惑。

 

俺は

 

『実力もなく美人局して出世した鬼畜男』

 

とレッテルを貼られながらも生きている。

 

以上

 

 

 

引用元:

嫁の浮気相談スレ PART52

http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/tomorrow/1462174875/

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です