【義姉との関係】父「今日から俺達の家族に姉が増える」俺「え!?」→突然、父が女の子を連れてきた理由とは・・・そして、義姉と男に待っていた結末とは・・・・

色々とあったけど
気持ちの整理がついたので
ちょっと書いてみようかと思う

 

俺には3つ上の血の繋がってない姉がいて

ずっと気になってた

 

両親は既に他界して姉と二人暮らし

 

ちょっとややこしいと思うけど

昔のことから書いてみる

 

俺の母親はもともと心臓が体が弱くて

俺を産んで少し経って亡くなって

父親に育てられた

 

ただ、母が死んだ直後

父はどうしていいかわからなかったので

 

俺をしばらく母親の親友のところに

預けたらしい

 

父は真面目な堅物だったけど

母親の親友とは仲がよく

 

落ち込んでた父親の支えになっていたみたい

 

ちなみに母親の親友も早くに

旦那さんを事故で亡くして

 

そのときに両親が色々と支えになった経緯があって

 

そのことから俺を預かることを

引き受けてくれたそうだ

 

母親の親友には女の子がいたんだけど

 

それが後の姉

 

まあ色々と事情があったんだろうけど

父親が俺を引きとって

二人で生活するようになったのが3歳になってから

 

それからしばらく母親の親友とも

交流があったみたいだけど

 

父親が仕事を変えて

引っ越してからはだんだん疎遠になっていった

 

月日は流れて俺が小学校6年のとき、

唐突に父親が俺にこう言った

 

「家族がひとり増えると思う」

 

俺は最初何を言ってるか

わからなかったけど

再婚でもするつもりなのかなーって勝手に思ってた

 

で、数日後女の子を連れて帰ってきた

 

父親「今日から俺達の家族になる〇〇だ、お前の姉さんになる」

 

俺「え?どういうこと???」

 

詳しい経緯は教えてくれなかったけど、

身寄りのない姉の母親が病気で亡くなって

 

親父が後見人として引き取ってきたということだった

 

まあこれは後から聞いて分かった話だけどね

 

姉が最初に言った言葉は今でも憶えている

 

「私がお姉ちゃんでごめんね」

 

堅物の父親は口には出さなかったけど

母親の親友が俺を預かってくれたことを

深く感謝していて

ずっと仕送り紛いをしたり

毎年母親の命日には母親の親友を訪ねていたそうだ

 

母親の親友が病気で入院した時も

休みの日にはお見舞いに行ったりして

ずっと関係は続いていた

 

母親の親友の病気は胃癌で、

余命宣告を受けた

 

その時に姉を引き取ることを決めたそうだ

 

姉は最初施設に入ると

言っていたらしいが

 

父親が説得して一緒に暮すことに決めたらしい

 

姉は頭がよかったので
進学校へ通うことができた

 

ただ高校へ通わせてもらうことを
すごく申し訳なさそうにしてて

 

ある時、学費のことで
父親にバイトするっていったら
普段物静かな父親が大きな声で怒ってた

 

つくづく堅物で真面目なおっさんだなー
って怒った姿みて思ってた

 

あの頃の俺と姉の仲は

良くもなく悪くもなくという感じで

 

姉は俺にいつも気を使っていた感じ

 

当時はそんな姉をあまり好きにはなれなかった

 

まあ好きになれなかったというよりは

いきなり知らない女の子が家に来て

姉さんだって言われても

実感沸かないってのが正直な気持ちだったかな

 

でも時間が経つと不思議なもんで

なんとなく家族っぽく生活するようになっていった

 

やっと3人打ち解けて

 

(俺だけ浮いてたのかもしれんが)

 

あまり意識しないで平和な生活を送ってたんだけど

 

不幸は続くもんで俺が中3の秋頃に

 

今度は親父が倒れた

 

大動脈乖離とかなんとかって血管の病気で
今までみたいに仕事ができなくなってしまった

 

ちなみに父親はもともとは
医療機器販売の代理店かなんかに
勤めていて営業と配送をしていたけど

 

割と仕事の時間が不定期だった為
俺を引き取る時に
建築関係の仕事に転職
肉体労働者として働いていた

 

父親の病気は肉体的な負荷で
血圧が上がると動脈が破れて
数分で死ぬらしい

 

だから今まで通りの仕事はできないはずだった

 

父親は真面目で自分の仕事に
誇りを持ってたから無理したんだろうな

 

2度目倒れて即ICU行き

 

2週間くらいで亡くなった

 

父親が亡くなって
姉と二人でワンワン泣いた

 

なんかよくわからないけど
会社の人が来て葬儀の手続きや手伝いしてくれたけど

 

俺はもうどうしていいかわからなかった

 

姉は推薦で大学進学が決まっていたが

父親が亡くなったことで

進学を諦め就職することを決めた

 

父親が残してくれていた貯金と

わずかだけど保険金も降りたので

なんとか生活することはできた

 

姉が葬式が終わって

落ち着いてからこう言った

 

「血は繋がってないし、まだ家族と思ってもらえてないかもしれないけど一緒に頑張ろうね」

 

落ち込んでどうしようもない状態だった俺はそんな姉の気丈な姿と言葉で救われた

 

おかげで俺は冷静になることができた

 

そしてその後少し考えて

俺は精一杯の強がりのつもりでこう言ったんだ

 

「家族だとは思ってるよ。

でもおねー(姉をこう呼んでる)は

俺に縛られなくてもいいんだよ?」

 

「おねーも色々大変だと思うし

バイトしながらなんとか

俺一人でやっていけると思うから」

 

姉は一瞬寂しそうな顔をしたように
みえたけどすぐに笑ってこう言った

 

「〇〇くん
(おねーは俺をくん付けで呼ぶ)
高校生が一人で生活するの大変だよ?」

 

「迷惑なら別々でもいいけど・・・
私を引きとってくれたお父さんみたいに
私は◯◯くんが高校卒業するまでは
見守りたいんだけどだめかな?」

 

「まあ二人のほうが何かと助かるし

おねーがそう言ってくれるならいいよ」

 

姉のことを意識しだしたのは

この時からだったと思う

 

それまではちょっと親密な

ただの女の子の同居人程度にしか思っていなかった

 

というか思わないようにしてたって

感じかもしれない

 

それから俺は高校に進学、姉は就職と
それぞれ新しい環境での生活が始まった

 

歳がたった3つしか違わないのに
すごい大人だよなーって今でも思う

 

姉は家事と仕事をこなし、
俺は姉だけに働かせるわけにはと思い
休みの日だけだが
日雇いのバイトを始めた
姉にはバイトなんてしなくても
大丈夫だよって言われたけどね

 

実は姉の誕生日が2ヵ月後に控えてて

 

日頃色々と面倒みてもらって
ばかりだからどうしてもお礼がしたかったのね

 

その時の自分の気持ちは姉のことが
好きとかそういうつもりはなかった

 

ただ姉の喜ぶ姿をみたかった

 

一応姉のスペックらしきものを書いとく

 

美人というよりはかわいいタイプで、

弟からのひいき目かもしれないが

モテるタイプだと思う

 

彼氏ができても

おかしく無い容姿だと思うけど、

化粧は薄くて服装も地味で

見た目は大人しい感じ

 

身長は160センチくらい、

まあスラっとしてるとは言えないけど太ってはいない

 

おっぱいは・・・大きくない

 

話を戻すけど

 

実はちょっと地味な姉にかわいい服を
プレゼントしたくてバイトしたんだよね

 

サイズは姉の服みればわかるし
問題は俺のセンスだけだけどw

 

で、バイトしたお金で姉の服を2着買った

 

1着はツーピースのスーツ

 

仕事に来ていくスーツが
もう1着欲しいなぁって言ってたから

 

こっそり持って行って仕立ててもらった

 

もう1着は私服だったんだけど
これ買うの恥ずかしかった

 

まあ俺はセンスがないので
一応同級生の女の子二人に頼んで
一緒にお店に行ってもらったんだけど

 

自分たちの服探しに夢中になって俺涙目・・・

 

どうにかこうにか姉に似合うような

かわいらしい服を買うことができた

 

店員さんには

彼女さんへのプレゼントですかー?

って聞かれて

 

「ちっちっちがいますよ!!!!姉のです姉の」

 

って焦って返事したら吹き出してた

 

姉が彼女だったら・・・

って妄想は少ししてたけどね

 

そして誕生日前日、

姉が風呂から出てきたところで声を掛けた

 

「おねーさぁー 髪乾かしたらちょっと俺の部屋来てくれない?」

 

すると姉は

 

「何?なんかたくらんでる顔してるよwww」だって

 

おねーするどい・・・

 

誕生日はもしかしたら

彼氏(いるかどうかきいてない)とか

友達とかと過ごすかもしれないので

 

ここはあえて前日にと気を使って

姉を部屋に呼び出したんだけど

 

なかなか来ない

 

一時間くらい待ったんだけど来ないんで

見に行こうと思ってたら

 

やっと姉が部屋をノックしてきた

 

「どうぞー」って言うと

 

姉が髪を束ねてほんのり赤い顔で入ってきた

 

どうやら長風呂でのぼせて
ぼーっとしてたら時間が経ってたみたいで

 

「◯◯くんごめんねー
少しぼーっとしちゃったから体冷やしてた」
って謝ってきた

 

俺は大丈夫か尋ねて
本題に入ることにした

 

「おねー、あのさ。一日早いけど誕生日おめでとう」

 

そう言って紙袋を渡した

 

姉ははじめ

 

「えっ?」

 

って顔したけどすぐに笑って

ありがとうって言ってくれた

 

「開けていい?」

って聞いてきたから

 

「うん、どうぞ」

って答えた

 

袋開けて姉は赤い顔で

 

「ありがとう、すごくうれしいよー」

って言ってくれた

 

スーツは仕事で明日すぐに着てくっていってくれた

 

「私服のほうは気に入らない?

一応女友達と一緒に選んだんだけど・・・」

 

そういったら姉は少し間を置いてこう言った

 

「今度の休みに二人で出かけない?」

 

思ってもみない返事で

俺はあせったけど「うん」って答えた

 

どこか行きたい場所でもあるの?

って聞いたら遊園地に行きたいだって

 

俺の中の姉は大人びていて

遊園地とかそういうイメージは

全くなかったから意外だった

 

続けて姉はこう言った

 

「私が家族になってから家族で

出掛けたことなかったでしょ?」

 

「お父さんにはお世話になってるから

言い出しにくかったし、

ほんとは遊園地とかいきたかったんだ・・・」

 

俺はなんだか照れくさかったから

 

「友達とか一緒に行く人いないの?」
って聞いたら姉は

 

「せっかく服プレゼントしてくれたんだし、この服着て出かけるなら〇〇くんとのほうがいいからさ」

 

俺は「わかったよ、じゃあ今度の日曜に行こう」と返事をした

 

冷静を装ってたつもりだけど心臓バクバクいってた

 

おねーはいったいどういうつもりなんだろう・・・

 

そして日曜日

 

「〇〇くん早く早く!」

 

「おねーはしゃぎすぎだぞー」

 

「だって遊園地久しぶりだもん」

 

「わかったから落ち着いて」

 

「くぁwせdrふじこl;@:」

 

こんなやりとりしながら遊園地に向かった

 

姉「ジェットコースター乗ろうか?」

 

俺「おっ いいねぇ」

 

姉「怖いけど楽しそうw」

 

俺「怖くないよ全然w」

 

姉「おうおう頼もしいねぇ」

 

正直、姉がこんなに楽しそうに

はしゃぐ姿を見るのははじめてだった

 

そりゃそうだよね

 

両親が亡くなって知らない家に

連れてこられて一緒に生活して

楽しかったはずがないよね

 

俺の父親が亡くなったときの

気丈な振る舞いも

相当無理してたんだと思う

 

きっとお姉ちゃんだから

しっかりしなきゃって

自分に言い聞かせてたんだ

 

そう考えてたら少し涙が出てきた

 

姉に見られないようにしたけど

泣いてるのに気づいたらしく

 

「なーんだ◯◯くん ジェットコースター苦手だったの?」だって

 

違うってーのw

 

姉とはそのあとも色々な乗り物に乗った

 

ほんとに楽しそうだった

 

「疲れたねー少し休憩しようか」

 

と言ってパラソルのついたテーブルに腰掛けた

 

二人でジュース飲みながら
休んでいると姉が

 

「カップル多いねー」
とまわりを見渡してる

 

「そうだね。おねーもこういう所は彼氏作って来いよw」って言ったら姉は

 

「多分わたしらカップルだと思われてるよね」と言ったので

 

「姉弟だしw」って答えたら

 

「だってわたしら似てないじゃんw」

 

そりゃあ元々は他人だし

似てないのは当たり前だ

 

「何?じゃあ、おねーは周りに

俺とカップルだと思われたいわけ?」

 

と聞いたらこう返ってきた

 

「今日だけは誕生日プレゼントに

服もらったしお返しに一日恋人になってあげよう」

 

複雑な気持ちだった

 

俺は姉のことが姉ではなく
女の子として少し意識していたから

 

ただその気持を抑えることができたのは
姉弟だからっていう単なる倫理的なものだけで

 

それが外れたら姉を女の子として
好きという衝動を抑えれるか自信がなかった

 

「冗談w」

 

俺ははぐらかすのに必死だったけど

俺の気持ちを見透かしているかのように姉はニヤニヤして

 

「〇〇くんまだ彼女いないでしょ?

私も今まで彼氏いたことないから

気分だけでも味わいたいなぁなんてw」

 

なんてケロッと言う

 

「はいはい、感謝してくれてるのは

わかったから別に恋人じゃなくて普通でお願い」

 

こう言って気持ちを抑えるのに精一杯だった

 

姉は「残念w」

と冗談交じりに笑って

 

「楽しかったねー、そろそろ帰ろうか」

と俺に言った

 

帰りの電車の中で姉ははしゃぎ過ぎて
疲れたのかうつらうつらしてた

 

もともと俺は口数の
多いほうじゃないのになんというか
「恋人になってあげよう」
って言われたことで

 

ずっと動揺しててさらに
口数が減ってたから
姉が眠くなるのも仕方ない

 

姉が眠っている間、俺の頭の中では
『姉のことやっぱり好きになってるのかな?でも姉弟だし・・・』
って無限ループしてた

 

『おねーの寝顔こんな近くでみるのははじめてかも』なんて考えてたら

 

隣の人にもたれかかりそうになったから

慌てて自分の肩に姉の頭を乗せた

 

周りからみればカップルに

見えるのかな?やっぱり・・・

 

姉の髪からいい匂いがする

 

思わず深呼吸しそうになったのを咳払いで抑えた

 

俺は姉が寝てる間だけでも・・・

なんて勝手に恋人気分を味わっていた

 

小一時間だったけど
今までで一番幸せな時間だったかもしれない

 

自宅の最寄駅まであっという間だった

 

姉の寝顔をみながら
にやけそうになる自分と必死に戦ってた

 

最寄り駅の一つ前の駅を出たころに姉は目を覚ました

 

欠伸しながら姉は
「ごめん、爆睡してたね」
と言ったので

 

「子供みたいな寝顔だったよ」
ってニヤニヤしながら返事してあげたら

 

「もう!恥ずかしいよ!」
ってむくれてた

 

楽しかった姉とのデート(?)も終わり
また姉と普段どおりの生活がはじまる

 

そう思ったらなんだか
とても寂しい気持ちになった

 

そんな気持ちを知ってたか
わからないけど姉はこう言った

 

「また二人で遊びに行こうね」

 

俺は気持ちの整理がつかないまま
悶々とした日々を過ごしていた

 

姉を女の子として意識てて、
ひとつ屋根の下に一緒に暮らしてるんだ

 

そりゃ悶々とするよね

 

その後も姉とはたまに買い物に
一緒にでかけたり
映画を観に行ったりはしたが
遊園地の時みたいな雰囲気になることはなかった

 

まあ、姉が俺を冗談で
からかったりすることはあったけどね

 

しばらくはなんの進展もなく生活してた

 

で、はっきり覚えてないんだけど

高二だったか高三の夏に

 

姉が珍しく真面目な顔して

俺にお願いがあるって言われた

 

「会社の同僚たちと4人で

旅行に行くことになりそうなんだけど

行ってきてもいいかな?」

 

俺は

 

「いいんじゃない、夏休みもらえるならは羽伸ばしてくれば?」
って答えたら姉は

 

「ありがとう!」
って喜んでた

 

なんで旅行くらいで
そんな真面目な顔して
俺にお願いするんだろ?

 

たしかに休みの日に
あんまり俺以外の人と自発的に
出かけることなんてなかったから

 

ちょっと不思議に思ってたんだけどね。

 

4人って女の子ばっかり?って聞いたら

 

男2女2だって

 

えっ?

 

俺は旅行やめてって言おうかと思った

 

でも姉がなんだかとっても
楽しそうにしてたのと
会社でとても仲良のいい4人だから
大丈夫って言われて何も言えなくなった

 

それとは別にちゃんとした理由(なのか?)も説明してくれた

 

どうやら姉の同僚の女の子が

好きになった男の同僚を

くっつける為の旅行であること

 

で、女2男1ではバランスが悪いので

もう一人その男の同僚の友達に

協力を依頼したということだった

 

まあその同僚の友達の男ってのが

後の姉の彼氏になるんだがまあそれはおいおいとw

 

続けるね

 

無事に同僚カップルが誕生し、

姉は自慢気に俺に色々話してくれた

 

まあ姉はあの性格だし

うまくやるだろうとは思っていたけど

 

「で、おねーはもう一人の男とはなんもなかったの?」

 

俺は気になってたことを思い切ってきいてみた

 

「うん あるわけないじゃんw」

 

姉の答えはわかってたけど

確かめたかったってのが本音だった

 

で、その後は特に変わったこともなく

俺の気持ちはそれほど高ぶることも無く時間が過ぎて行った

 

もちろん冷めることもなかったけどね

 

高三の冬にふと俺はある言葉を思い出した

 

父親が死んだ時に姉が言ったあの言葉

 

「高校卒業するまでは

見守りたいんだけどだめかな?」

 

つまり、俺が高校卒業したらどうなるのかってこと

 

就職は決まっていたし、

金銭的なことを考えても

一人やってくことは可能

 

ただあの時は強がって俺に

縛られなくてもいいなんて言ったけど

 

今は姉との生活が終わるなんて想像できない

 

姉に聞いたら姉はきっと

 

「何馬鹿なこといってんの?」

って笑ってくれる

 

姉の態度に変わったところもないし

これからも一緒に生活して行くつもりだった

 

姉の態度に変わったところもない・・・?

 

俺ってつくづく鈍感だなと

 

姉の何をみてきたのかと

 

実は姉は休みの日に

『ひとりで』出かけることが増えてたんだよね

 

俺は考えがまとまらないまま

数日間姉とほとんど口を聞かなかった

 

姉が心配して

声を掛けてくれたんだけど生返事ばっかりで

 

そんな俺の態度にしびれを切らしたのか

ある晩に俺の部屋に入ってきた

 

俺は気持ちの整理がつかないまま

自分の気持ちをぶつけることにした

 

「おねーさぁ、彼氏できたの?」

 

俺が聞くと姉はこう答えた

 

「んー彼氏ってわけじゃないけど

気になってる男の子がいていいかんじかな」

 

「それって好きな人ができたってことなの?」

 

俺は間髪入れず聞いた

 

冷静に振り返ると

すごく恥ずかしいんだけど

姉に好きな人がいても不思議じゃないよね

 

独占欲丸出し状態w

 

姉「好きといえば好きかな、でも相手もなんていうかはっきりしないしよくわかんないw」

 

俺「・・・あのさ、父さん死んだ時におねーが俺に言った言葉覚えてる?」

 

姉「・・・なんだっけ?」

 

俺「おねーが俺と一緒に暮らしてくれるって、高校卒業するまでは見守りたいって」

 

姉「うん、言ったね 思い出した」

 

俺「高校卒業したらおねーと

俺は別々に生活することになるの?」

 

姉「しばらくは一緒だよ、だって〇〇くん仕事しはじめてすぐに別の生活なんてできないでしょ」

 

俺「・・・俺あの時は強がってたけどおねーが見守ってくれるって言ってくれてほんとは嬉しかったんだ」

 

こんな会話だったと思うけど

思い出すだけで恥ずかしいなこれ・・・

 

しばらく無言が続いた

 

正直その場から逃げ出したかった

 

なんだかおねーに見捨てられるんじゃないかって気持ちでいっぱいになっていつの間にか泣いてた

 

おねーが俺の心を理解したのか

わからないけど沈黙を破った

 

「〇〇くん わたしはあなたのお姉ちゃんになれたことを嬉しく思う」

 

「お父さんが私を引きとってくれたおかげで今の私があるの」

 

「私は◯◯くんを見捨てたりはしないから ね?」

 

高三にもなって泣いてた

俺はほんと子供だよな

 

俺はその言語を聞いて、

その場の勢いというか

今まで我慢してきた感情を姉にぶつけた

 

「俺さ、ずっとおねーのこと好きだった」

 

俺は恥ずかしいやら悔しいやらで
姉の顔がまともに見れなかった

 

姉がどんな顔をしてたかわからないけど

 

「ありがとう、わたしも〇〇くんのこと好きだよ」って言ってくれた

 

ただその「好き」は
恋愛の「好き」ではないことは確かだった

 

しばらくして姉は

 

「仕事があるから今日はもう寝るね」
と言って部屋を出て行った

 

俺は布団の中で朝まで泣いてた

 

そして翌朝、姉は黙って仕事に出かけて行った

 

姉が仕事に出かけて行くまでは

起きてたんだけど泣きつかれたせいか間にか眠っていた

 

昼に目が覚めて昨晩のことを

思い出してまた泣きそうになった

 

でも人間不思議なもんで

落ち着くとお腹がすくんだよね

 

台所に行くと食事が用意してあって

姉からの伝言が置いてあった

 

「大切な〇〇くんへ

昨日はびっくりしたけど好きって

言ってくれて嬉しかったよ

ありがとう

ちゃんとご飯食べてね

おねーより」

 

俺はおねーの作ってくれた

ご飯を食べてお腹がいっぱいになったところで決心した

 

もう一度ちゃんとおねーに告白しよう・・・

 

俺の気持ちをちゃんと伝えよう・・・

 

たとえおねーと一緒になれなかったとしても・・・

 

風呂に入りよそ行きの服に着替えて

 

そして姉の帰りを待った

 

そして夜

 

おねーが帰ってきた

 

彼氏を連れて

 

姉「〇〇くんただいま」

 

俺「おかえり、昨日はごめn・・・ん?」

 

男「〇〇くんこんばんわ」

 

俺「・・・」

 

おいおねー!誰だよそいつは!!!

 

姉「昨日言ってた『友達』の◯?さん」

 

男「はじめまして、◯?です」

 

俺「・・・・おねー、ちょっと」

 

姉「ちょっと何?あっ◯?くん

ちょっとまっtくぁwせdrfじこlp;」

 

姉を別の部屋に連れてきて聞いた

 

「どういうこと?なんで家に連れてきたのさ!」

 

姉は真面目な顔をして言った

 

「昨日、◯◯くんの気持ちを知ってこのままではダメだと思った」

 

「ダメってどういうことだよ?」

 

俺はまた泣きそうになっていた

 

姉は俺を諭すようにやさしくこう言った

 

「わたしも〇〇くんが好きだよ、

でもそれはわたしの弟としてだから」

 

完全に玉砕した

 

俺は立ち直れないかもしれない・・・

 

そこへ姉の彼氏が心配そうに顔を出してきた

 

男「ごめん〇〇くん、少し話しできるかな?」

 

俺はもうどうでもよくなってた

 

姉は心配そうに見ていたけど俺にこう言った

 

「落ち着いて話できる?」

 

俺はほんと顔面に

パンチ食らったくらいの衝撃の中静かに頷いた

 

彼氏はゆっくり話しかけてきた

 

「事情はおねーさん(名前でよんでる)から聞いてるよ」

 

「おねーさんのことがほんとに好きなんだね」

 

「実はさ・・・僕はおねーさんの『まだ』彼氏じゃないんだ」

 

そこで姉がびっくりして割って入った

 

「ちょっと◯×さん・・・話が・・・」

 

俺は二人が何を話してるのか

全く理解できてない

 

彼氏が姉を制止して俺に話しかける

 

「実はさ、おねーさんに

彼氏の振りして君にあってほしいって言って頼まれた」

 

「おねーさんは君を心配してて

このままだとダメになっちゃうって思ったって」

 

なんて説明したらいいかわかんないけど

要するに俺が姉に恋愛感情を含めて

依存して自立できないんじゃないかってことが言いたかったみたい

 

姉は俺に対して恋愛感情はなくて、
ほんとうの姉弟以上に大切に思ってくれてるから

 

男に彼氏のフリをして
俺と話して説得させようとしたわけです ハイ

 

俺自身はじめは信じられなかった

 

でも冷静になって話を聞くうちに

なんとなく納得してしまった

 

姉が休みの日に

『ひとりで』出かけたのは

その男のことが気になってたのはあるが

 

俺の気持ちをわかっていて

どうしていいかわからないから相談していた

 

そして昨晩あった出来事で

姉はどうしていいかわからなくなって

彼氏のフリをして

俺と話して欲しいとお願いした

 

こういうことだったらしい

 

男「今日はこれで帰るね、

でもおねーさんには彼氏のフリじゃなくてちゃんと付き合って欲しいな」

 

「あとは二人で話しなよ、じゃあまた」

 

どさくさにまぎれてなんか言いやがった

 

俺はまだ気持ちの整理がつかなかった

 

二人になって

しばらく沈黙が続いたけど

姉が先に口を開いた

 

姉「ごめんね、なんか無茶苦茶なことしちゃったね」

 

俺「・・・」

 

姉「◯◯くんはやっぱり弟として大好きだよ」

 

俺「うん、俺フラレたんだな」

 

姉「ごめんね」

 

姉はそう言うと俺を抱きしめてくれた

 

色々あったけどやっぱり俺は

姉が好きなんだなぁって思った

 

何日間だったかは姉とまともに話もできなかったけど

 

姉ともう一度ちゃんと話をしようと思った

 

何がきっかけかわからないけど

気持ちがフッと切り替わった瞬間をいまでも憶えている

 

姉が仕事から帰ってきた

 

今日は男を連れてきてない

 

俺「おねーおかえり」

 

姉「ただいま・・・出迎えてくれるのあの時以来だね」

 

俺「うん、もう一度ちゃんと話をしようと思ってさ」

 

姉「わかった、話そっ」

 

姉に俺の気持ちに

区切りをつけたことを伝え

(まだ好きだけどなー)

 

今度は姉の番だとせっついた

 

俺は姉がこの前連れてきた

◯×さんのこと好きなのか聞いた

 

姉は恥ずかしそうにうんと答えた

 

俺「付き合ってないの?」

 

姉「うん・・・〇〇くんとのことを

ちゃんとしないと付き合えないよ」

 

俺「おねーには幸せになってほしい、

お互い好きならつきあうべきじゃない?」

 

姉「うん、わかった、おねーも思い切って告白する」

 

俺「成功するのわかってんだから思い切っていけ!」

 

こんな感じの会話だったと思うけど

姉は嬉しそうだったのが印象的だった

 

姉と◯×さんは晴れて恋人同士になり、

俺は高校を卒業して就職して一年が経った

 

一年間働いて貯めたお金で

家を出ることにした

 

そのせいで職場まで片道2時間とかアフォですw

 

 

で、昨年12月に晴れて

 

 

○×さんとおねーが結婚しました

 

 

俺は今でもおねー

一筋なんで童貞

 

 

 

引用元:

俺と姉の話をよかったら聞いてください

http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1297862783/

 


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